jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

SDGs-地球温暖化

「環状不安定パターン」という定義をしてみる--日本海から太平洋を丸で囲うと答えが出てくる

2022年7月に入って,全国的に天気が安定しない状態が続いている。梅雨の戻りといっても明確な前線が見られない様子だし,九州で雨が降ったかと思えば次は東北,そして静岡,北海道と,次々に全国的に不安定な状態になっていて,どこで天候が崩れてもおかしく…

微生物からプラスチック--水素細菌プロジェクトを国家レベルで進めることを再提案。太古の地球の原理に戻ろう

微生物×二酸化炭素でものづくり? 2022/7/13のNHKニュースのタイトルである。水素細菌が,空中の二酸化炭素を餌として水素を作るとともに,自身の中に生分解性プラスチックを作る,という話で,筆者も少し前にフォローしていた 水素細菌ねぇ--まず電気分解水…

原発再考もやむ無しだが、技術者養成が恐らく無理な日本--モノづくり全般に指導力さえなし

ウクライナ紛争によって、SDGsがエネルギー分野で揺れ動いている。天然ガスのロシア、石炭の中国、ウラン鉱石のタジキスタンと、西側にない国がエネルギー資源を牛耳っている。石油産出国も先進国ではない。いずれも、エネルギーを人質に取って世界の覇権を…

「高齢者の方、遠慮なくエアコンを使って」といっても、お金が無いのだから使うという意識にはならない。

2022年は史上初めて6月中に猛暑日が記録された。連日、1000人単位の熱中症患者が病院に搬送される。搬送されても特効薬がある訳ではなく、塩分補給のための点滴と身体の冷却ぐらいしか手段がない。回復しなければ命を落とす。危険な症状である。 特に問題は…

気象庁のゴタクはもうウンザリ--海外にひまわり情報を売って稼ぎ,国交省に河川改修,経産省に新エネ開発,農水省に植物工場と陸上養殖を推進させよ

2022/6/26,政府は政府は、「電力需給ひっ迫注意報」を東京電力エリアに初めて発令した。これに続き,翌日の6/27には,これを警報にまで高める動きがある。 同じ6/27,気象庁は九州南部と東海、関東甲信の梅雨明けを発表した。関東の梅雨期間はわずか21日。…

大国の奢り,小国の下剋上--なぜ人は戦うのか。今は「地球存続の危機」と叫んでも詮ない

ロシアという大国が起こしたウクライナ侵略が泥沼化してしまった。開始から4ヶ月が経過しても終わりが見えない。ウクライナのNATO加盟候補国への承認も,現段階では逆効果となってしまっているように思う。 クリミアを簡単に併合したロシア(プーチン集団)…

ゲリラ雷雨対策に防水エプロンを購入--傘との併用でズポンの濡れを防ぐため

数年前に流行ったゲリラ豪雨が、ここしばらくあまり聞かないと思っていた。今年2022年はあちこちで雹(ひょう)が降るなどのゲリラ雷雨が起きている。 あっという間に足元に大きな水溜まりができる。雨粒も大きく、傘をさしていてもずぶ濡れになる。基本的には…

EV車なら再生可能エネルギーで充電しないと意味がない

筆者の自家用車セレナはもう20年以上にもなる。車内空間が広く快適である。燃費は、今や論外に悪いが、ゲタ代わりにしか使わないので、それほど気にならない。環境性能も最新の規制以前なので気にしていないが、利用距離も短く、それほど影響がないと思って…

扇風機代わりにエアコンの「送風」を試した件

まだ5月だというのに,猛暑日予想が出ている。なんともやりきれない。 新型コロナウイルスのオミクロン株が,無症状感染の可能性が高いことの対策として,常時強制換気を推奨しており(推奨しているのは筆者だが),筆者の部屋にも古い換気扇を窓に取り付け…

庭や駐車スペースの地下にシェルターユニットを埋め込むアイディア

2022/5/28。土日の今日と明日は,5月としては記録的な猛暑日になる可能性があるという。地球温暖化防止と言いながら,エアコンを使うには発電しなければならない。主力の火力発電は,今のところ必ず二酸化炭素を膨大に排出する。堂々巡りして,結局,地球温…

アメリカの銃乱射事件に思う--人種のルツボだが溶け合えない現状を分析

2022/5/24,アメリカ・テキサス州で,高校生が小学校でライフルを乱射し,小学生19人を含む21人が殺害された。犯人となった高校生は,18歳になったのを機に銃を購入したという。 サルヴァドル・ラモス容疑者という名前から,スペイン系の移民の一家と思われ…

ゼレンスキー大統領の発言に違和感--クリミアまで取り返すことに言及するとは意外

プーチン集団によるウクライナ侵攻から3ヶ月も経ってしまった。マリウポリの製鉄所でのウクライナ兵士の投降により,平和的な道に進むかと思ったが,残念ながらプーチン集団による攻撃は続き,さらにウクライナ軍による反撃も続いている。平和交渉が始まる気…

政治の駆け引きのすごさ--タフ・ニゴシエーションをもう一歩願う

ウクライナ情勢が一瞬の平穏を取り戻したかのように見える。マリウポリの製鉄所で抗戦していたウクライナ軍がロシアに投降し捕虜となったことで,製鉄所への攻撃はいったん止まり,ウクライナ南部・東部がロシアに制圧された形で均衡状態に入っている。 ロシ…

21世紀の人類存亡の危機--AIはどういう答えが出せるだろうか

日記を始める - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2019/6/26。ずいぶん長くこのブログに書いていた気がしていたが,ようやくあと2ヶ月で3年になるようである。もともとは筆者の周りで起こる筆者の感性と異なるさまざまなことがらをメモする目的で始めた。環…

地球温暖化が加速する--二酸化炭素排出がもう止まらない

ウクライナ危機が40日を超えて継続している。巨大な国と小さな国の戦いで,大国側にとってはごく一部を追加できるかどうかだが,小国にとっては国がなくなってしまう危機もある。第二次世界大戦の日本と同じ状況が,今のウクライナにある。 一般人の殺害が意…

知識人なら無責任で勝手な予想をするな

筆者は無名の弱小ブロガーなので,勝手なことを書かせていただいている。新型コロナ禍においても,被害を最小にするための極めて常識的なコメントをしてきた。最悪のシナリオを描いているのは,地球温暖化の歯止めが効かなくなることによる全世界的な不幸で…

歴史学者、歴史作家は言うことはないのか--過去の戦争からいかに脱したか

ロシアによるウクライナ侵攻が止まらない。もともと戦争というのは、陣地を広げ、国の発展に欠かせない施設や資源を奪取するためにおこなうのなら、今回の軍事侵攻を解決するための方法について、歴史学者や歴史作家が何か一言あってもいいのではないかと思…

非常用に大型バッテリーを導入--気休めだがコスパとメンテフリーに期待

非常用電源について,いつも考えてきたのだが,ガソリン式発電機もプロパンガス発電機も,騒音と排気ガスの問題があるために,今ひとつ踏み切れないでいた。過去のブログは以下。プロパンガス発電機(低圧LPガス発電機)も検討中 - jeyseni's diary (hatenab…

次の有事に日本はどう備えるべきか--世界に対してSDGsの具体的な提案と実行で日本の存在意義を明確にせよ

北京冬季オリンピックは明日2022/2/20に閉会式を迎える。パラリンピックは引き続き3/4~3/13の開催である。 同じ時期に,ウクライナを巡る軍事緊張が最高潮に高まっている。オリンピック期間中は軍事演習を続け,一部撤退が報道されたが,全面撤退ではない様…

除雪は重機かウォータージェットか--連続した積雪にはやはり融雪パイプしかないのか

大雪とドローン(追記あり) - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/12/18。大雪のたびに,どうすれば除雪を効率よくできるのか,考えてしまう。筆者の地方では,数年に1回,積雪がある。だいたい20cmぐらい積もり,シャベルで雪を移動させるしか方法がな…

EVシフトへの懸念--バッテリーリサイクルが全然できていない

日産、欧州向けガソリンエンジン開発終了 規制見据え電動車に集中 - 産経ニュース (sankei.com) 2022/2/8。世界中で,EV(電気自動車)へのシフトが進んでいる。 かつて外燃機関から内燃機関へという大シフトがあった。木材や石炭を燃やしてお湯を沸かして蒸…

軍事を持つ国のロボット開発パワー--日本の次の目標は「国際救助ロボット隊」を作ること

人は,自分たちの生活や世の中をより良くしようと考えて,モノを作ってきた。 「より良く」と言ってもいろいろな視点がある。「楽をできる」という意味もあるし,「自分たちが一番になる」という意味もある。前者はさまざまな発明だったり合理化のための機械…

家の保険を地震と風に対して強化した件

30年の住宅ローンがやっと完済した。途中で繰り上げ返済も考えたが、結局その余裕はなかった。 住宅金融公庫の完済でホッとしたのもつかの間、融資に付帯していた火災保険も解約になった。これからは自分で決めて払わなければならないことを改めて認識した。…

海を冷やせ--地球温暖化にブレーキをかけるもう一つの提案

地球温暖化が止まらない。エネルギーの切り替えもおそらく進まない。氷河やツンドラの融解は加速している。氷河,ツンドラの「再凍結作戦」の提案 - jeyseni's diary 2021/12/13 と言っても,何だか詮ない気がしてきた。 どうせ冷やすなら,1点集中で試して…

エネルギーの次の主役を検討中--チャートをみんなで考えてほしい

筆者は,次世代エネルギーとして「水素燃焼発電」推しなのだが,ほかにも微細藻類から取れたオイルを使う方法や,バイオマス燃料を使う方法などが自己主張をしているため,迷いまくっている。そこで,化石燃料を含めたエネルギーの相関図をまとめてみること…

氷河,ツンドラの「再凍結作戦」の提案

地球温暖化対策を、水素燃焼発電を中心に考えてきているのだが、その前にするべきことがあるかもしれないと思い、提案する。それは、氷河やツンドラの融解をまず止めることである。 現在の二酸化炭素排出抑制は、2050年に2000年のレベルまで減らすことである…

燃焼直後にCO2吸収--セラミックや液体などでオンサイトで吸収し,分離して貯蔵する技術を

二酸化炭素は水に溶けやすいと,小学校の理科で習った。試験管の中で物を燃やしたあと,その試験管を水面に立てると,水面が上がっていく。燃焼で酸素が二酸化炭素に置き換わり,これが水に溶けたために,水面が上がった。 100ccの水に,二酸化炭素の気体に…

重症直前の「地球さん」のための“ワクチン”開発--環境の自己回復はそろそろ限界

生き物には,自己回復能力がある。いわゆる生命力である。傷を受けても病気になっても,回復する力がある。回復力を高めるための知恵も持っている。生命というのは,ものすごい設計をされたものだと思う。もちろん,すべて100%回復できずに死ぬパターンもあ…

インフラは大丈夫か--電車の異常振動や道路の陥没

大きめの地震や,大雨の影響で,道路や橋,鉄道線路などの被害が相次いでいる。もう17年も前になるが,阪神淡路大震災(1995/1/17)で阪神高速道路がものの見事に倒れたのを受けて,東京の首都高速の補強がおこなわれた。地下鉄も,地震への補強とともに,大…

「水素燃焼発電」のマイナス面とgoodニュース

水素燃焼発電をメインエネルギーとする提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/10 と書いてから,水素燃焼の問題点を追加しておきたい。それは,燃焼温度が高くなることによるNOx(窒素酸化物)排出問題である。 水素燃焼発電はLNG燃焼発電と似た構…