jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

マスクの次は,手袋,メガネ,帽子

 新型コロナウイルスに歯止めが効かなくなってきた。週末の外出自粛要請だが,日本での強制力はなく,相変わらず個人の判断に委ねられている。緊急事態が宣言されても,日本には軍隊がなく,警察も一般市民に対しては(交通規制以外は)強制力を出せない。だれが抑制できるのだろうか。一般人の理性に任せるのだろうか。しかし,買いだめ,買い占めに走る日本人,相変わらずできない咳・くしゃみマナーなどから考えると,日本人に理性があるとは思えない。以前にマスクのコラムで書いたが,行政による配給制に切り替える必要があるだろう。

 さて,1ヶ月が経過するが,マスクが相変わらず供給されない。改めてマスクの効果を確認するが,マスクを装着していても他人や環境からのウイルス防止には全く効果がない。マスクをしていない感染者と面と向かって話をしたり,相手が咳・くしゃみをした際に,飛沫を直接吸い込まないというだけの効果しかない。

 したがって,感染者側がマスクをして,話や咳・くしゃみによる飛沫をなるべく飛ばさないようにしてもらうためにしか基本的には効果がない。しかし媒介となっている若い人や意識の低い人は,マスクをしないというギャップがある。これが,感染経路がわからない感染拡大につながっている。

 一方で,ウイルスが付着した場所(ドアノブやエスカレーターの手すり,エレベーターのボタンなど)を触った手指が,鼻や口に直接触れるのを防ぐ,という効果はある。

 しかし,感染していない人のマスクの外側に感染者の飛沫が付着したり,またウイルスが付いた手指でマスクの外側を触ってしまった場合,マスクの外側に触れることで手指にウイルスが付着し,マスクを外すときに顔を触ることでウイルスが口や鼻,目の粘膜から侵入することを防ぐ方法が必要である。

 基本的には,こまめな手洗いによって,手指に付いたウイルスが口や鼻,目からの侵入を防ぐことが最大の防御である。

 これに加えて,手指にウイルスが付くリスクを少しでも減らす方法として,手袋の使用を考えてみたい。

 エスカレーターの手すりは,なるべく触れないようにするしかないが,電車の吊り革や手すり棒,エレベーターのボタンなどを触れないようにするのはなかなか大変である。電車ではドアのそばに立ってもたれかかることが最上である。エレベーターのボタンは,指ではなく手の甲やヒジで押すことも可能だ。しかし電車で座席の前に立ってしまったときには,吊り革をつかまざるをえないこともある。

 がまんして触らないという手段もあるが,手袋を使うことを考えてみよう。

 普段,歩いているときは必要ない。電車に乗って吊り革を持たなければならなくなった場合だけ,手袋を取り出して手にはめる。電車を降りたら裏返しにして外し,ポケットにしまう。

 基本的に1回使うごとに水洗い,できれば洗濯をする。このため,冬用の暖かい手袋ではなく,ドライブ手袋のような薄手のものがいい。適当な通気性があった方が,夏場でも使えるからいい。

 こまめに洗う,また夏場でも使う,という意味で,ビニール系やゴム系の手袋でない方がいいと考える。医療用のゴム系手袋は,確かに確実に遮断はできるし,はめたまま手を洗えばそのまま継続して使うことができる。しかし,電車の中で使うのは,周囲からの視線がかなり気になると思われる。かなり違和感があるからだ。しかも,手に汗をかくため,長時間の使用は慣れないと難しい。使い捨てを前提に作られているため,強度にも問題がある。そういう意味でも布製,あるいは細かいメッシュ製の白やグレーの手袋が望ましいと考える。

 ほかに,直接の飛沫を受けないために,花粉防止用メガネの装着もいいだろう。また,電車で座っているときに前に立った人の飛沫を受けないために,帽子をかぶるのもいいと考える。これは,インフルエンザ対策の際にも役立つ。

 日本は,警察による抑止力が効かない。緊急事態宣言が出た場合は行動規制のために警察官が最前線に立つのだろうが,悪者扱いされるのは目に見えている。商店での買いだめを抑止するのに店員さんの抑止力は効かない。警察が出てくることもない。度重なる地震などの災害の際,日本では暴動が起きず,ボランティア活動も盛んで,世界からはお手本と思われているが,今回のような移動規制,購入規制においては,恥ずかしい行動が起きてしまうのではないかと懸念している。