jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

改めて「電車でのマスク着用義務づけ」を求める

緊急事態宣言の解除が検討されている。これは,単に経済的な補助・補填から逃れるための詭弁に過ぎないと思える。

 確かに予算がない。追加の予算については野党から追及されるが,本当に支出する予算も無ければ支出するつもりもないのだろう。したがって,早めに経済活動を再開させて収入が戻ることで,支出をしないで済むのを狙っているとしか思えない。布製マスクが一向に配布されない中で,不織布製の使い捨てマスクが値崩れを始め,これまで隠し持っていた人たちが値崩れ前に躍起になって放出をしている。不評だった布製マスクはこれで配布しなくて済む,ああ良かった,とでも思っているようだ。一部,政府関係の企業にこの布製マスクの支払いも流れ,お手盛りの金の流れができたことになる。

 緊急事態宣言の解除によって,もし追加の措置がなければ何が起きるかというと,移動の拡大とソーシャルディスタンシングの破壊による再流行である。

 もし緊急事態宣言を解除するのなら,一つだけ規制と禁止を加えてほしい。それは,「電車,バスなどの公共交通機関におけるマスク着用の義務づけ」である。フランスですでに行われている。電車に乗る(駅に入る)際,マスクを着用していない人は入場を禁止する。持っている人には指導,持っていない人には強制的な購入を指導する。1枚100円程度の適正な価格でいい。改札口を越えてもまだ着用しない人は,電車に乗ることも阻止する。ここまで注意しても着用を守らない人は,罰金刑を含めた処罰の対象とする。

 緊急な法の改正とともに,対応する警察組織の増員が必要になる。

 このことを提言したのは,2/21の本ブログである。

https://jeyseni.hatenablog.com/entry/2020/02/21/222704

 今でも,都心に向かう電車は,都心付近では着席率100%+立ち客40人となり,ソーシャルディスタンシングはできていない。窓開けはされていても,距離が近すぎる。そしてマスクをしない人が1人でもいる状況は普通に見られる。緊急事態宣言が解除されれば,これまでのような乗車率200%のような混雑が生まれ,ソーシャルディスタンシング以外の吊り革やポールを介しての接触感染の機会も増える。

 これを唯一防げるのは,全員のマスク着用でしかない。ここに穴があると,アリの一穴の例えのごとく,また堤防は崩壊するのである。

 改めて提言する。「電車でのマスク着用の義務づけ」を法的拘束力のある形で実施してほしい。でないと,「お父さんが感染源となって家がクラスターになる」現象が起きてしまう。家族のない“お一人様”(若い人も頑固な年寄り)もこのマスク着用だけは守ってもらいたい。