jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

おしゃれなフェイスシールドつきキャップを購入へ

フェイスシールドは,飛沫飛散を防ぎ,飛沫罹患も防ぐことができ,咳やくしゃみ,会話時の唾液の飛散による感染拡大にかなり効果があると考えられる。しかし,問題はその見た目のゴツさである。透明が基本だが,鉄仮面に見えなくもない。あからさまに相手との間を遮断しているという圧迫感を与えるとともに,装着している側も明らかに相手を信じていない,という印象を与えてしまう。

 理想としては,透明なシールドそのものが見えないことである。エアカーテンを応用したフェイスシールドができることが望ましいが,気流の音や気流を作るための動力の音,そしてどこまで完璧にシールドできるか,さらに気流による不用意な拡散のことも考慮しなければならない。吹き出すだけでなく,吸い込む側も考えるとなると,日常に着用できる製品を開発するのはなかなか難しい。

 いちばん簡単な方法としては,キャップのヒサシに小型の扇風機を取り付けて,顔の前に下向きの気流を作る方法がある。夏の暑さを緩和するために,太陽電池で小型のファンを回す製品が販売されているが,エアカーテンにはなりえない。首に掛ける冷却ファンもある程度の効果はあるが,やはりウイルスを拡散してしまう可能性の方が高い。

 フェイスシールドを着けても多少おしゃれ感を出すには,ここは帽子とのコラボレーションしかないかもしれない。若い男女ならキャップ,女性なら布製のハットとフェイスシールドを組み合わせた製品が販売されている。

 筆者はこれまで,大人になってからは帽子をほとんど被ったことがない。自分に似合う帽子がほとんどないからだ。昔風の角型の顔で,エラが張っていて,ハンサムでもない。下手に帽子をかぶると,肉体労働者風になってしまう。野球帽も似合わないのである。いちおう中折れ帽も正式に購入したが,ブームは1年で終わってしまった。メッシュで通気性のいいものを選んだのだが,やはり額に汗をかいてしまい,これが不快に感じてしまったためだ。

 さて,フェイスシールド付きの帽子というと,男性用だとキャップになってしまう。しかしさすがにデザイナーも見た目を意識しているのか,ヒサシが比較的長く,カーブの深い若者受けしそうなデザインのものを見つけた。値段も買って失敗したらまずい,というほどでもなく,購入することにした。これも2日後には到着するようだ。フェイスシールドを外しても使えるようなので,最悪,息子に引き取ってもらうことを考えているが,オシャレに目覚めている子どもたちは使ってくれないかもしれない。

 帽子にフェイスシールドを付けたこの製品に期待するのは,ちょっとした外出に使えるのではないかということである。帽子をかぶるので,多少の風があっても飛ばされない。自転車で風を切って走る場合は,風よけ,砂ホコリよけ,そしてクルマの排気ガスよけになるのではないかと期待している。おそらく,シールドの素材は塩化ビニールだろうから,細かい文字を見るのには適さないと思う。先に購入したPETシートのフェイスシールドを装着する方法がベストかもしれないと考えている。届いて試したあと,レポートしたい。