jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「富岳」に負けないぞ

混んだ電車の中の空気の流れを、日本が誇る世界最高速のスーパーコンピュータ「富岳」が解析した。ビジュアルが素晴らしい。分かりやすい。

 混んでくると、窓開けをしても足元の空気の流れは緩慢であることが分かった。そういえば、風の流れを感じるのは顔であり、窓開けの風は主に立っている乗客の顔に当たる。座っている場合はその恩恵を受けにくいのかもしれない。

 この「富岳」の計算によると、車両の前側の空気の流れはさらに悪いことが示された。確かに、窓開けで前の窓から入った空気は後ろの窓から抜けるという流れは理解できる。ということは、「富岳」の出した最適解は、風が入ってくる中盤の窓の近くに立つことになる。

 筆者は先に、車両の一番前に座ることを勧めた。それより前に人がいないからである。空気は一番淀んでいると解析された位置である。

 とりあえず、自分の主張に間違いはないと思っている。仮に、車両の前で咳をする人がいれば、マイクロ飛沫が漂い続けることになるのかもしれないが、その確率と窓開けの空気の流れでの滞留時間にそれほどの差はないと思っている。

 しかし、自分より風上で咳やくしゃみをされるとさすがに緊張する。今は、マスクに加えてフェイスシールド付きキャップを被っているが、それでも、シールドの横からの侵入は防げない。感染者でないことを祈るのみである。