jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

男と女、本当に同じDNA なのか

筆者のこのブログのそもそもは、いかに女性を守るか、というテーマのブレインストーミングから始まった。男女平等をいかにして実現するか、女性が自立する方法はあるのか、などを考えてきた。

 現在、このブログの下書きで男女の性欲の違いについて文章を書いているが、どうも落としどころがなくなっている。そこで先にこの仮説を提示することにした。その方が、楽に思えたからだ。

 男も女も「現在の人類」なのだが,実はどちらかが違う「人類」なのではないか,という仮説である。実は現在の人類に至るまでにいろいろな「人類」が進化し,そして消えていったという歴史がある。有名なネアンデルタール人も,現在の人類とは異なる人類で,生活していた地域も時代も異なるのだが,DNAを使った研究では,6万年前ごろにネアンデルタール人と現生人類の祖先が交雑していたことがわかっている。つまり,異なる「人類」同士が交流することで,DNAレベルで雑種ができることはあり得ることなのである。

 筆者の仮説は,男人類と女人類は常に交雑して生活をともにし,文化もともにしているが,妊娠後に子どもとして生まれる際には,またそれぞれ男人類と女人類に完全に分化して生まれる,というものである。

 この仮説は,現在のDNAレベルでは同じ人類としてしか分析できないが,“ファクターX”によって実は男人類と女人類は異なる種なのだ,ということになる。

 というのも,男人類と女人類では基本的な性格が全く異なるからである。男人類は女人類を獲物としか見ない。終始,女人類を狙う行動を取る。いつでも臨戦態勢に入っている。これに対して女人類は,男人類と文化を共有しない独自の生き方をしている。文化圏が違うのである。その中に男人類はいない。まったく独自の文化を持っているのである。

 男人類は,この女人類の平和な文化の中に突然乱入し,女人類を獲物として獲得し,食べる代わりに交接して子どもを産ませる。女人類が産む子どもの半分が男人類であり,いわば「男人類を女人類が代理出産する」という構図で,子孫を繁栄させる戦略を取っているのである。

 現在,新型コロナウイルスが人類に甚大な被害を拡大させているが,実はウイルスにとっては人類は「ウイルスを代理出産する」大事な獲物なのである。当然のことながら,人類とウイルスではDNAは全く異なる。しかし,DNAでは同じように見えている男人類と女人類があまりにも行動様式が異なるのが不思議なのである。

 ウイルスの場合は,代理出産させた人類にとって有益なウイルスを生産することはなく,逆にさらに強力なウイルスに変異させてしまうかもしれない。人類が滅びれば,このウイルスも滅ぶのだろうが,ウイルスには文化がない。男人類も,なんとなく文化の香りがなく,結果として女人類が文化の花を咲かせているというのを感じる。

 という極端な仮定を作ってみて,女性が平和な文化的な世界を作っていくためには,男人類という野蛮な種の攻撃をコントロールするための知恵・知力が必要なのではないかと考える。

 古代の母系社会は,女性が神様だった。子どもを産むことが,途方もなく貴重な価値だったためだろう。それをいつしか,女性の魅力を金で買う水商売という古い商売が始まった時点で,女性は自らの尊さを捨て,男人類の力に屈してしまったのではないか。

 現代社会は,女性が自由に振る舞っているように見えるが,ほとんどが男人類の作り上げた価値観の枠の中で踊らされているだけである。男人類がいつでも興奮して臨戦状態になれるように,着飾らせ,化粧をさせられる。全身脱毛など,男人類の言うがままではないか。女性が自ら努力しているように見えても,それは男人類の策略に乗せられているだけなのである。

 そこまでして,男人類を受け入れるだけの価値のある男性がいるのかといえば,それはごく一部でしかないのではないだろうか。ひたすら受験勉強しかせず,入った大学では遊びほうけ,ゲームに明け暮れ,就職しようにも正直まともな会社がないのが現代社会である。金を稼げない男性など,正直価値がない。見てくれのいい男性ほど,中身がないのは昔からだが,現代社会はもっと酷い状態になっているように見える。

 以前,「女性だけの街を作ろう」という構想を進めていた。当時,産業,貿易,政治,文化などがバランスよく発展していた横浜市をモデル都市にできないかと考えていた。現在,3期目を務める林文子横浜市長を核にした構想である。「進撃の巨人」ではないが,市の周囲には壁を設け,男性の出入りは限定的なものにし,市内のあらゆる産業は,土木からすべて女性が担うというものである。

 なぜ壁を作るのかについては,実は当時はあまり深く考えていなかった。今考えると,男人類は常に攻撃的で,侵入の機会を常に狙っているからだと理解できる。「進撃の巨人」のモデルが,どう見ても男であることが,この構想と重なる。巨人の目的は,壁の向こうの人類を餌として食べることだが,男人類は女人類をセックスの対象とすることが目的である。実際,男人類の目的はそれだけなのではないかと思えるぐらい,単純で獰猛である。

 この壁は,今の新型コロナウイルスに対する都市封鎖(ロックダウン)とも言える。巨人は壁を乗り越え,壊して侵入してくるが,ウイルスは壁の隙間から風とともに侵入し,また人に感染して堂々と門から入り込んでくる。現在の「接触確認アプリ」の不備については先に述べたが,これを応用して,Bluetoothで10m以内にいる不審な行動者(つけてくる,間隔を詰めてくる,急に走り出すなど)を検知して知らせるようなアプリが,女性の夜道の安全のためには必要ではないだろうか。襲われてからでは,残念ながら防犯ベルを鳴らす余裕がなく,役に立たない。