jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

現世人類は,実は宇宙のウイルスだった説

地球には,実にさまざまな生物が生活している。基本的な生物は,環境の変化に対応するために進化し,分化していったというのが定説である。

 進化の原因として,突然変異がある。これにも放射線や化学物質などさまざまな要因がある。

 さて,現世人類はネアンデルタール人などの旧人類から進化したということになっているが,どのように,またなぜ進化したのかは解明されていない。

 これもまた想像だが,現世人類とそれ以前の人類を含めてあらゆる生物との間で決定的な違いがあるのではないかと設定してみる。それは,雌雄間,つまり男女の間で極端な性差があることである。

 遺伝学の発展で,さまざまな生物の遺伝子情報が解明されてきた。オオカミとイヌが同じ種であることも解明された。同じ種の間では交配が可能であり,これを使って人手でも交配することにより,イヌには形態も性格も異なるさまざまな種類が作られてきた。

 ヒトと祖先が同じというチンパンジーボノボ,ゴリラなどを見ても,雌雄の性差はそれほどないように思える。その性行動も,メスが妊娠できる時期が決まっており,その合図としてのフェロモンを発することで交接が実現する。仮説として,旧人類も雌雄の性差は類人猿と同様程度,性行動も同じようなパターンだったと設定する。

 これに対して現世人類は,ある原因によって,明らかな雌雄の性差,男女の性差を獲得したと仮定した。形態的な性差が優先し,視覚,触覚によってオスの性行動が引き起こされることにより,時期に関係なく性行動を起こせるようになった。メス側も,他の生物がおよそ年1回の妊娠可能時期を持つのに対して,年10回以上の妊娠可能時期を持ち,オスの性行動に対してどの時期でも妊娠が可能になっている。

 このような繁殖特性を持つ他の生物を考えると,季節の影響を受けない環境を地中に作ったアリ,恒温生物に取り付いて常時繁殖できるハエなどの一部の昆虫以外は,細菌類,ウイルス類など自己増殖する生物との類似性を思いつく。

 このうち,ウイルスの増殖パターンは巧妙である。他の生物に一種の寄生をして増殖する。宿主の生物がいないと増殖できない。増殖してある数まで増えると,今度は他の宿主に飛び火して増殖を繰り返す。このために,動物に咳やくしゃみを誘発させ,飛沫を飛ばすことで感染させる,という作戦を取るのである。

 さて仮説である。地球に一つのヒトという種がいた。雌雄の性差はあまりなく,年1回の繁殖の機会にフェロモンを発して性行動を起こすという,普通の生物である。ここに,おそらく宇宙からウイルスがやってきた。大型隕石に乗って来た。地球にやってきたこのウイルスがヒトに感染し,増殖を始めた。筆者はここでこのウイルスを「ウイルスU(universe=宇宙)」と命名することにする。

 このウイルスUは,今の新型コロナウイルスとは違って,ヒトの生命を奪うものではなく,ヒトと共生する性質のウイルスだった。ヒトの体内で増殖したウイルスUは,遺伝子か何かに影響を与えて,雌雄の性差を全く異なるものに変化させた。これにより,フェロモンによる性行動の誘発ではなく,視覚,触覚による性行動の誘発をさせるようになり,ウイルスUと共生したヒト自身の増殖を加速するように行動操作をしたのである。これが,現世人類の爆発的な増殖につながっている。現世人類こそ,ウイルス的な増殖をしているとも言えるのである。

 ミトコンドリアがかつては独立した生物であり,これが別の生物に取り込まれることにより,エネルギー産出の機能を持って地球の多くの生物が進化したことは有名である。現世人類には,他の生物とは異なる,また遺伝子解析ではまだ解明できないようなこのような共生進化があったと仮定した。

 インフルエンザ・ウイルスが,生物に咳くしゃみ行動を起こさせるように誘導しているという説は有名である。ウイルスUは,メス,つまり女性側には外見的な魅力のある形態を誘発し,オス,つまり男性側には視覚,触覚によって常時臨戦体制に入れるような脳操作をしたと考えられる。

 もう一つ特異的なのは,この男女の性差が交配を通じても交雑しない点である。

 イヌやネコは,交配によって雑種が生まれていく。ネコはネコだが,両方の性質を持った子が生まれる。雌雄の性差は受け継がれるが,毛色が混じったりする。見た目で雌雄差がはっきり分かる生き物は実はそれほど多くはない。

 現世人類の場合は,男女の性質が基本的に一切混じらず,それぞれに受け継がれていっている。

 そこで,もう一つの仮説を加えてみる。それは,男人類と女人類は実は別の種である,という説である。

 以前に書いたが,男人類は女人類に代理出産をさせ,生まれた半分を男人類にすることで繁殖しているという仮説である。この場合,男人類と女人類が交雑することはない。代理出産で種を継続できた男人類は,引き続き女人類を保護するという名目のもとで囲い込み,男人類社会を発展させていると考えることができる。

 宇宙ウイルスの影響は,実は女人類のみへの共生だったかもしれない。男人類は,基本的に他の生物のオスと行動パターンも性質も外見も対して変わらない。非常に動物的でワンパターンである。

 これに対して,女人類は極端にその性質も外見も変化した。新しい人類と言ってもいいと考えられる。それを引き起こした「ファクターX」が宇宙からのウイルス,つまり「ウイルスU」ではないか,という仮説である。

 現在の遺伝子科学では,まだまだ解明できない謎が多い。男女の差,人種の差などについてまだ解答を出せていないと思っている。新型コロナウイルスの感染率や死亡率が人種によってかなり違うことから,過去の罹患履歴説,BCG摂取などによる免疫相違説などをひとまとめにして京都大学山中伸弥先生が語った「ファクターX」だが,これが今回の新型コロナウイルスへの一つの答えを出すかもしれないし,場合によっては,遺伝子科学そのものをさらにひっくり返すような新しい段階に入るかもしれないと考えたりしている。

 個人的には,以前書いたように,女性だけの社会を作った方がいいと考える。それは,大奥のように男人類によって築かれたものではなく,女性自らが構築すべきものである。何度か例に挙げた「進撃の巨人」のような巨人=男人類=から身を守るための城壁を作り,女性自身が運営する独立社会=女性独立国である。

 緩衝地帯は,イエを設け,男人類と女人類が共生してそれぞれの子孫を作り,またそれぞれの社会に戻って行くように制御する。

 男人類からの“進撃”は,無差別な攻撃であり,女人類はこれを阻止撃退する必要がある。独自の防衛組織も構築する必要がある。

 政治の世界で,よく女性議員に対するセクハラ発言が問題になる。それは,別に政治の世界に限らず,男女が同時に存在する状態では男人類は女人類をセックスの対象としか見ていないだけである。常に女性の行動や服装に関心を持ち,スキを見せたら間髪入れずにツッコミを入れる。それが実際に口を出てしまえばセクハラ発言になるだけで,頭の中では,すべての男人類が女性をセックスの対象と考えることしかしていない。議論をするつもりもないだけなのである。

 このような男女の行動様式の違いについて,いろいろと考えてきたが,「宇宙ウイルスUによる突然変異」としか考えられないほど,収拾がつかなくなっている。女人類による独立社会を作ることによって,現世人類の異常な増殖(人口増加)を抑えない限り,いずれ現世人類は絶滅してしまうのではないかと恐れている。

 新型コロナウイルスの現在(2020年7月18日)の世界の感染者数は1,300万人,死亡者数は約60万人という。総人口65億人にすると,感染者数は0.2%,死亡者は0.01%である。現世人類は,科学力による防疫技術とともに,コミュニケーション力による相互保護の意識によって,ウイルスに対抗する知恵を付けてきた。しかし,残念ながらすべての人類がこの知恵を持っているわけではない。自分で意識しない人,他人のことを考えない人,さらに他人に対して悪意あるいは趣味意識を持って意図的に関わる人(つまり犯罪者)がいる。

 昨今,さまざまな犯罪に対して心理的な解析や,脳科学的な分析が進んでいるが,根本的な治療には至っていないのは,ここでもひょっとしたらなんらかの「ファクターX」が働いているのではないかと仮説を立てることもできる。

 仮に,宇宙ウイルスUによって現世人類の中にさまざまなファクターXが組み込まれたとすると,ヒトの多くの異常行動(性行動,犯罪行動,快楽行動など)にも原因が考えられる。インフルエンザウイルスが咳くしゃみを引き起こす原因を押さえられれば,感染拡大を防げ,ウイルスを消滅できるかもしれない。同様に,宇宙ウイルスUによるヒトの異常行動を抑える方法は見つかるのではないかと考えている。精神論では難しい。更生させることは非常に困難である。こちらも,城壁が必要かもしれない。しかし,刑務所という今の城壁がまったく完璧でないように,女性独立国の設立・運営はこれもまた難しいのかもしれない。

 とりあえず,「今の人類は,宇宙ウイルスによって支配されてしまった」と仮定して,すべての悪行をウイルスのせいにしてしまってから,その解決策を探ることにしたい。宇宙ウイルスUによる地球破壊作戦を成功させないために。