東京、北海道などを先頭に新型コロナウイルス感染の第二波、第三波が訪れた。やはり来たか、という思いである。日本人では封印はできないと思っていた。
原因は、お客側同士の油断だと思う。
お店や施設側は不自由な対策の継続と拡大を図っている。対策をしていない店を探すのが難しいほどだ。お客様に対するB to C、そして組織間のB to Bにおいても、対策を進めている。企業の信頼問題だからだ。もう、旅行も食事もイベントも解禁していいのである。
ところが、個人同士、グループ同士という素人のC to Cになると、とたんに守りが甘くなる。ここはいいだろうといった油断が生じる。マスクの付け方の甘さ、大声での会話などである。
クラスターが発生したお店の店長さんが嘆いていた。『対策は十分していると思う。何が原因なのか教えてほしい』と。そう、店側の対策はやれることはおそらくすべて実施しているのだ。
残る原因は、客同士の感染である。マスク着用は当たり前になったが、アルコール持参はまだできていない。次にするのは、アルコール消毒液持参と、頻繁な使用である。
あと、店舗にできることは、このブログの最初のころに提案したダウンフロー換気設備の導入だと思う。積極的な換気で、しかもお客様に不快を感じさせない設備である。この方式の実証試験をしてみたいものであるが、まずここは『富岳』にシミュレーションをやってもらいたい。