jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ついでに,土俵の盛り土をやめることを提案

相撲のことをとやかく言うわけではないが,力士の怪我が多すぎるように思う。

 相撲の力士は,身体が柔らかいと聞いている。股割りは基本的に当たり前。ほかのスポーツであれば,器械体操,バレエぐらいしか思いつかない。身体の柔らかさが,怪我を防ぐと言われている。

 しかし,何しろ力士は身体が巨大で,それに伴って体重も重い。100kg,150kg,200kg,そして250kg。普通の人の倍から4倍も体重がある。

 鍛えているとはいえ,これだけの体重を支える脚には負担がかかる。足首,膝に負担がかかる。

 さらに言えば,土俵の縁が狭く,土俵の外にでれば土俵の下に落ちることになる。普通に土俵を割るよりも,脚や膝にかかる衝撃は数倍と大きくなる。肩からおちれば腕の負傷,頭から落ちれば脳震盪。見ていても危なくて仕方がない。

 土俵下には,審判員がいる。審判の視線の高さが,ちょうど土俵の高さで,どちらが先に土についたかを判定するようになっている。しかし,土俵下に落ちるような展開では,どちらが先に地面に手をついたか,身体が先についたか,などを判定するのは,基本的には困難である。

 相撲でもビデオ判定が取り入れられるようになっている。したがって,土俵が審判席より高くある必要はなくなっている。

 力士の怪我を減らすために,土俵の盛り土をやめて,たいらな面で勝負することを提案したい。怪我をなくし,出場率を上げなければ,相撲の魅力はどんどん減っていってしまうだろう。そもそも筆者には魅力があるわけではないが。