jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

よくできたzoomの画面トリミング

zoomによる会議を始めて1年になる。テレワーク用に,部屋の背景にカーテンを設置し,PCのカメラの位置を顔の正面に来るようにPC全体を机の面から持ち上げるように設置した。この位置でキーボードやキーパッドを使うのは厳しいので,外付けのキーボードとマウスを接続している。

 背景のカーテンが少し小さめなので,zoomのフレーミングいっぱいにセットすると,顔の位置が低くなる。これを補正するために座面が上下できるオフィスチェアも購入した。

 正直に言えば,カメラの画角がもう少し狭い方が,背景の範囲を狭くしつつ,顔を大きめに映せるので,テレビ会議向けの映像が作りやすいと思うのだが,ノートPC付属のWebカメラや外付けの一般的なWebカメラは,画角が90度だったり110度など広角側に広い。ズーム機能付きのWebカメラは,監視用や業務用のテレビ会議用には販売されているが,かなり高額である。

 スマホでzoom会議をする場合,カメラの画角はピンチングでデジタル的に自由に調整できる。しかし,筆者はスマホでのzoom会議はあまりうまくできない。また業務上,PowerPointでのプレゼンをすることもあり,PCでzoom会議をせざるを得ない。

 スマホのカメラをPC用の外付けWebカメラとして使えるリンクソフトも使ってみた。これだと,画像の画角を調整できるのでいいのだが,スマホそのものを安定的にPCの周辺に配置するのがなかなか大変で,PowerPointプレゼン時にカメラの映像が揺れたりしてあまりうまく使えなかった。

 そこでもう一度PC版のzoomの画像を確認したところ,たとえば「カメラ」で映した画像とzoomの画像を比較したところ,zoomの画像はPC内蔵のWebカメラの画角よりもかなりフレーミングしてあることが分かった。内蔵Webカメラだと,最近は16:9の広角画面だが,zoomだとこれを昔のスクエアと呼ばれる4:3の画像にした上で,さらに幅を広げて天地を切る,という処理をしているようだ。もう少し自由にフレーミングができるオプションがあるとさらに使いやすくなるような気がする。

 1年前にzoomを試しに使ってみて,これはリモートで使えるな,と思っていたところ,世間ではzoomが圧倒的なシェアでテレワーク用に使われるようになった。その後,学校や一般の人の打ち合わせ,オンライン飲み会まで,zoomが使われるようになった。意外と,こんな目立たない画面トリミングの機能を入れていることが,秘密だったのではないかと思ったりした。

 ノートPCにWebカメラが最初に付いたのはMacBookだったのではないかと思う。その後,すべてのノートPCにWebカメラが付いた。正直,何に使うでもなく過ごしてきた。タブレットのカメラは,普通にデジカメとして使えるが,ノートPCのWebカメラを使うソフトはほとんどなかったのではないか。当時,テレビ電話ソフトとしてはSkypeがあったが,現在はMicrosoftに吸収され,カウントの登録をいちいちしなければならないので,国際電話代わりに使う以外はあまり使われていないのではないか。Webカメラは,セキュリティーで顔認証する用途にも使えるが,この機能を使っている人はあまりいないだろう。まさにzoom会議は画期的なソフトだったと思える。

 できれば,PCのWebカメラにも自由にフレーミングができる機能がほしい。16:9から4:3に変更すると,なんとVGA(640×480)という初期のノートPCと同じ画素になってしまう。なんとも悲しい。