ブレスレット型のスマートウォッチを2021/2/4に購入したことを報告した。スマートウォッチ購入。体温・血中酸素濃度をモニターへ。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/4。その後,1カ月が経過したことになる。
筆者は腕時計をしなくなって10年。どうも腕にはめると違和感があり,別の装着場所を試行錯誤していた。スマートウォッチを上腕にはめてみたらOKだった件 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/15。しかし,長袖の場合はいいのだが,半袖だとけっこう目立つので,ちょっと考えてしまっていた。
購入したスマートウォッチの本体からベルトを外し,ネックストラップを付けて胸の上に垂らす方法を考えてみた。筆者が以前に購入した,老眼鏡を首から下げるための両側にゴムの輪が付いたストラップを使ってみた。これだと,スマートウォッチを水平方向に支えて,ちょうどバストラインぐらいの位置に時計が来るようになっている。
この状態で数日使用している。まず違和感はほとんどない。もともと軽量のスマートウォッチである。腕時計ほど皮膚に密着していないが,シャツや服で適度に皮膚に押さえつけるため,定期的な測定もそれほど不正確ではない。そして測定値も,腕に着けたときとそれほど差がなく,経過を十分反映しているように見えた。特に血圧は,先に足首に着けたときよりも正確なようだった。逆に,体温測定は,腕に着けているときよりもより正確な気がする。腕に着けていると,外気に触れやすく,また腕に密着するほどしっかり着ける必要があり,夏場は汗ばんでくるからだ。
問題があるとすると,就寝時は正確には胸のところにとどまってくれないことだろうか。就寝の深さを測定する場合は,やはり腕に着けた方がよさそうだ。
このネックストラップで胸のところに下げるという使い方をしても,引っぱり出せば時刻を見たりメールの着信を読んだりすることはできる。
ということで,健康状態の測定を主な目的とする場合は,胸のところに首から下げる,つまり「ペンダント型のスマートウォッチ」もいいのではないだろうか。ちょっとおしゃれなデザインが必要なので,設計者には頑張ってもらいたい。腕時計代わりに主に使ったり,SuicaやPasmoの機能を使って鉄道の改札を通ることが主な使用理由の場合は,腕時計型でいいだろう。まあ,ネックストラップが伸びるような仕組みを組み込めばペンダント型でも使えるだろう。