jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ミサイルのJアラートは機能しているのか

2021/3/25,北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたようだ。ミサイル発射に対しては,全国瞬時警報システム(Jアラート)が発動されるはずだが,それもなかった。

 相変わらず,ミサイル発射については,アメリカや韓国からの情報に頼っているようで,落ちた場所すら特定できない。特定してるのなら,発表すればいいのではないのか。特定する能力がないのか。

 秋田県に作ろうとしていたイージスアショアは,ミサイル発射に対してこれを迎撃するための情報を収集し,瞬時に対応するためのシステムだった。予算の関係と,地元の反対により,設置できなくなった。北朝鮮のミサイル攻撃の可能性がなくなっていない現在,全くの無防備状態である。

 筆者は,民間も含めてもっと監視体制を強めないといけないと思う。人工衛星からの画像解析も,気象衛星や地質調査衛星も含めて,総力戦でデータ解析すれば,発射の兆候,飛翔方向,落下地点の特定などができるのではないかと思っている。地上にある程度の高性能カメラを設置すれば,ライブストリーミングで飛翔体を見つけることもできるのではないのか。

 最近のミサイル発射は,移動型のランチャーからの発射が多いため,画像が得られる方向を確定するのは難しいかもしれない。しかし,既存のミサイル基地の方向などは特定できる。何か,飛翔の兆候が分かるのではないのか。

 専用の人工衛星を打ち上げるもよし,また太陽電池で数カ月もの間,飛翔を続けられる無人飛行機を飛ばすとか,何か方法があるだろうと思う。

 福島の東京電力福島第一原子力発電所が,2011年3月11日の東日本大震災の際になにが起こったかは,ライブカメラで見続けていた。民間の無人飛行機が,事故直後の発電所の映像を空から撮影していた。事故や事件が起こってからでは遅いが,それでも少しでも早く情報をつかんで発信することが,最も重要なことである。

 普通のライブカメラをずっと日本海に向けておいてはどうだろうか。だれかが異常を見つけるのではないか。願わくば,筆者もリモートで観測できるようなカメラの設置をできればと思っている。

 発射されたら,10数分で日本に達する。どこに落ちるか分からないが,まずは東京を外して右往左往させるのが作戦である。正直,筆者の家辺りがターゲットになる可能性も高い。落下による死傷者もかなりの数になるに違いない。落ちてからでは遅いのである。

 そのミサイルの先に,核弾頭を搭載することも,すでに技術的には可能になっている。東京をまず1発目は外すとすると,その周辺県がターゲットとなる。筆者はまだ死にたくない。