jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「控えて」は「やめて」という意味ですが

人間は、都合のいい意味に言葉を解釈する。最近では、車内放送で「マスクを着用し、会話はお控えください」とアナウンスされている。

 良識がある人は、会話によるマイクロ飛沫が飛ぶのを心配して「会話はしないでください」という意味に解釈する。しかし、「ほどほどならいい」と解釈してずっとしゃべっている人がいる。一言でやりとりが完了するような会話ならいいが、止まるところを知らない。

 アルコール入っていると、さらにボリュームは上がり、マスクがアゴマスクになって、しゃべり続ける。こうなると、注意すれば逆襲にあう。黙って他の車両に移るのが賢明ということになる。

 「控える」という中途半端な言葉を使うのが問題なのだが、「禁止」すると言えないのは法律がないからである。せめて「会話はご遠慮ください」の方が抑止力があるように思う。

 「喫煙はお控えください」「飲食はお控えください」と書いてあって、タバコや飲食をする人はいない。たから「会話はお控えください」で大丈夫だと思ったのだろうか。今すぐ、「会話はご遠慮ください」あるいは「会話はしないでください」と言い換えるべきだろう。

 結局、言葉を都合のいいように解釈したから、役人も医療関係者も気が緩んだのではないか。学生さん、カラオケ好きのおじいちゃん、どうですか。