jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「年齢を区切って接種券を郵送」したとしても

横浜市で起こった新型コロナウイルス対応ワクチンの接種予約における予約回線,予約システムのパンク(5/3)は,翌日の5/4も予約開始されない状況のようである。

 横浜市の場合,年齢を区切って接種券を発送していたとのこと。80歳以上の高齢者34万人にまず発送。4月30日に75〜79歳の19万人,5月10日に70〜74歳の25万人,14日に65〜69歳の19万人に発送予定で,5/3からの予約は80歳以上が対象だったという。それでも対象者は34万人もいることになる。1回目の予約はこの34万人の22%の約7万5000人分だという。

 65歳以上が98万人もいる横浜市。単純に5歳ずつ区切っても約20万人以上が対象になる。コールセンターの体制も,他の自治体より手厚かったと思われるが,それでもやはり問題が起こるようである。

 筆者の住まいする自治体も,ホームページを見ると「年齢を区切って接種券を郵送」と書かれていた。65歳以上が約10万人。コールセンターへの電話,Web予約に加え,LINEと個別医療機関への電話が加わっていた。全体の6割が,個別医療機関での接種なので,電話もそれなりに分散するのではないだろうか。横浜市からはさらに半月以上ずれての開始になるが,多少は混乱が収まるのではないかと期待している。

 事前に希望医療機関や希望日程をヒヤリングする方式の方が,決めやすいのではないかと思うのだが,結局は予約取りに奔走しなければならないのだろうか ワクチン接種データベースの仕様を提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/23。それでも,自治体に配布されるワクチンの本数によって,接種の対象や供給場所に重み付けをしていることが,自治体のホームページに公開されていた。混乱の可能性を見越したシミュレーションがされているのではないかと期待する。