jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マスクインナーカバーを自作してみる

マスクインナーカバーのいろいろ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/20 を紹介した。現在,軽い外出には肌への密着度が低いダイソー版を,一日中着用する場合は空間の少ないSeria版と使い分けている。

 不織布フィルターを使う方法として,2個のマスクインナーカバーの間にフィルターを挟み,両側を固定,これを布マスクの中に入れて使う方法を試している。このためにも,マスクインナーカバーを使っている。耳ゴムが切れてしまった不織布マスクも,この方法で少し使い続けることもできる。

 マスクインナーカバーは,それほど高いものでもなく,繰り返し使えるので1個準備しておけば問題ない。ただ,何かを代用できないかといろいろ考えていた。

 たとえば,ペットボトルを切ってそれなりのモノはできるのだが,切り口が鋭いのでテープを貼ったりする必要がある。それもなんだか仰々しい。

 いろいろ試しているうちに,紙コップを使う方法を考えた。

 最初は,紙コップの高さの1/2ぐらいのところで切って試してみた。使い勝手は悪くない。なにしろ,肌に当たる部分は,紙コップの縁を丸めてあるので,当たりが柔らかだ。紙コップで糸電話を作って遊ぶことを考えるといい。ただ,鏡で見ると結構前に張り出していてあまり恰好が良くない。

 そこで,この高さを少しずつ低くしていった。2cm,1.5cm,そして最終的には高さ1cmの薄っぺらい筒ができあがった。

 ちょっと薄すぎたかなと思ったのだが,これが意外にちょうどいい高さだった。唇の先がマスクの面に当たるか当たらないか,といったぐらいの高さである。マスク面に触れないので,インナーカバーの役割は十分果たしている。

 紙コップは強度があるので,補強の必要はほとんどないが,呼吸によってマスク面が前後する際に唇に少し触れぎみになるので,前面に十字型にセロファンテープを貼るといい。一回貼ってから,内側の粘着面にもう一回貼れば,ベタベタしなくなる。

 これなら1個5円である。軽いのも特徴だし,紙コップならではで湿気にも強い。使い捨てにする必要もない。