jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

スペインからの子女帰国の顛末--差し入れもデリバリーもホテル内には入れず【追記】

スペインに留学していた娘が,今週始めに帰国した。3ヶ月前に,海外からの入国についてのなかなか大変な事情について,コメントした 海外からの入国時の大変な事情 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/20。スペインもCOVID-19デルタ変異ウイルスが蔓延しており,帰国後の3日間の指定ホテル待機をした後,自宅での11日間,合わせて2週間の自主隔離が必要で,現在自宅隔離に入っている。

 ホテルでの待機の状況は,事前に調べた通りなかなか厳重なものだった。同じようなタイミングでフランスから帰国した中村江里子さんのブログがあったので,引用する 「部屋から出られず、誰にも会えず」 フランスから帰国の中村江里子、ホテル隔離生活の詳細をつづる - ねとらぼ (itmedia.co.jp) 2021/7/9。

 本人の生活は,ほぼこのブログのような内容だったが,サポート(差し入れ)する側も実は意外に大変だった。当初,ホテルのフロントに差し入れを渡せば,部屋のドアノブに引っ掛けて声がけし,すぐに渡されると思っていた。ところが,まずフロントまで行けなかった。ホテルの車寄せにスタッフがおり,差し入れやデリバリーの配達者が来るとトランシーバーでホテルスタッフに連絡,その車寄せで手渡しておしまい,という流れで,ホテル内に一歩も入ることができなかった。

 たしかに,ホテルフロントは宿泊客が通るところなので,ここに差し入れる人やデリバリーが来ると,ホテル待機する人とすれ違うことになるので,隔離の意味がなくなる。

 しかし,あとで確認してみると,スタッフに手渡してから部屋まですぐに届けてくれたわけではなく,30分もかかったようだ。スタッフにもいろいろな仕事があるのだろうが,受け取ったその手で届けてほしかった。差し入れの場合は,中身のチェックもある。デリバリーは中身のチェックもないので温かい食事をすぐに届けてくれるのかもしれない。

 さらに筆者のケースでは,ホテルの車寄せに行くのも困難を極めた。街中にあるシティーホテルと違って,公共交通機関から歩いていく手段のないホテルだったため,まさに車寄せにタクシーで乗りつけるしか方法がなかった。最初から家のクルマで向かえばよかったと思っている。

 オリンピック関係者は,ワクチン接種証明ないしPCR検査証明と空港でのPCR検査陰性確認ができれば,選手村や事前宿泊所に直行できる。しかし,すでに報道されているように,宿泊先や選手村でPCR陽性が出たりしている。

 海外からの観戦者はなくなり,また日本の観客も東京,埼玉,千葉の会場では無観客で行うことになった。【追記7/11】さらに,北海道,福島の会場も無観客となった。観客が入るのは,宮城,静岡,そして学校連携観戦のみの茨城だけとなった。【追記終】。2021/7/12~8/22まで,オリンピック・パラリンピック期間をすべて包含して4回目の緊急事態宣言も出された 4回目の緊張事態宣言(2021/7/12~8/22)で無観客開催を評価--テレワークにも再突入 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/9。当初,無観客開催をしないために緊急事態宣言は出さないと予想していたが 

やはり「重点措置延長」でごまかすのか - jeyseni's diary 2021/6/30,いずれも実行された。あとはオリンピック貴族と海外マスコミの制御だけだと思うのだが 人流を抑えよ--バッハ会長も海外マスコミも来日は「人災」。7/5にオリンピック中止宣言をすべき - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/2,ほかに気になるのが,「海外からの観光客」である。

 海外からの普通の観光客も,14日間の自己隔離が求められる。しかし,これは本当に守られているのだろうか。そもそも1国の観光に何日かけるのかを考えると,長期滞在でもせいぜい2週間である。普通は5泊ぐらいではないだろうか。その前に14日間も“ムダ”に滞在するだろうか。GPSをセットしたスマホで位置確認したり,電話で健康状態を確認したりするが,たぶんホテルにスマホを置き,かかってきた電話は別の人間が代わりに出て答える,などということをして,その間,ホテルを出て観光をする,というパターンが見え見えである。

 つまり,管理できるのは最初の3日間だけ,ということになる。これもザル入管の証ということになるだろう。