jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

線状降水帯の原因究明を【予測システム情報を追加】

2020年7月豪雨に続き,今年2021年7月も各地で線状降水帯による大きな被害が出てしまった。昨年のブログをもう一度引用する。線状降水帯,一級河川の堤防決壊,内水氾濫ーー水の災害は天災か人災か - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/7/6。筆者は,中国によるPM2.5が継続的に梅雨前線を刺激することによって,長時間の豪雨という現象を引き起こしているという仮説を捨てられない。

【追記】防災研究所が,一部試用を含めて開発を進めていることがNHKで紹介されていた 【NR5】線状降水帯観測・予測システム開発|国家レジリエンス研究推進センター (bosai.go.jp) 。気象庁の予測発表より4時間ぐらい早く,線状降水帯発生を予測できつつあるという。空気中の水蒸気量を測定する大型のモニター機器も数箇所に設置されてデータを取得しているという。期待したい。しかしそういえば「ゲリラ豪雨」って最近聞かないような気がする。こちらも予測システムの開発が進められていたが,どうなったのだろうか。【追記終】

 地球温暖化に向けて,自然エネルギーの利用が叫ばれているが,とにかく世界の1/5の人口を有する中国が,石炭火力をベースとして経済発展を続けている現状では,PM2.5のますますの排出を抑えることが難しい。日本があれだけの事故を起こしたにも関わらず原子力発電に頼らざるをえない事情を見ても,「やめる」「切り替える」という決断をするのは,難しいものであることは理解できる。しかし,国民が大気汚染に苦しんでいる状況を考えると,もっと真剣に考えてほしいのだが,ブレーキの効かなくなったクルマのように突っ走っているように見える。多くの国や企業が陥る愚行なのだが。

 今回の静岡県の土石流災害は,山の上に土砂を捨てて盛土していたことが被害を大きくしたと考えられている。これもまた人災なのだが,どんどん集まってくる土砂を捨てる場所がなくて捨て続けているうちに「ここが捨場」と思い込んで止まらなくなる。いわば危険感覚が麻痺している状態なのだろう。かつての多くの公害問題も,現在のデータ偽造事件も,「立ち止まって考える」余裕がなくなっていることにも原因がある。

 オリンピックもようやく「無観客」というところまで来た。次は「やめる」という決断がいつできるかだが,今回は難しいのかもしれない。天の声をもう一度期待したいところである。