とうとう,医療現場から「災害時」という言葉が飛び出した。ここ数日ブログで書いている「トリアージュ」という治療選別の段階が来ているということである。
「トリアージュ」を取り上げたのは,2021/1/27の 遅い!遅い!(もう遅い?) - jeyseni's diary (hatenablog.com) というブログである。第3波の感染拡大の中で自宅待機中に亡くなる方が出始めた。その後の唯一の対策が,大阪府が設置した「入院待機ステーション」はギリギリだが適切な対応 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/1である。その後,自衛隊による大規模接種センターがほぼ3日ぐらいで形ができあがった。そして,大規模接種会場を作れるのなら,なぜ救急病棟を作らないのか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/18 とコメントした。その前の段階で,一般病棟をCOVID-19軽症者向けに転換することなども提案していた 今から医療崩壊をさせない方法を提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/26。
「災害時」であるなら,自衛隊による救急病棟作りをすべきである。自宅待機,自宅療養者のところを医者が訪問診療する体制が一部で報じられているが,これほど効率の悪いことはない。国公立病院,国の施設の空き地,そして未使用に近い国有施設などを救急病棟用に使用する。六本木の防衛省の敷地内,代々木公園,そして首相官邸前や国会議事堂前の敷地なども利用できるではないか。その昔,戦後すぐは国会議事堂の前でサツマイモを育てていたではないか。