jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

どうも正確な情報がないCOVID-19感染状況--厚労省も専門家分科会も,そしてメディアの分析能力,取材能力もどうかしている

新型コロナ: コロナ自宅療養者、全国で11.8万人 前週比2万人超増える: 日本経済新聞 (nikkei.com) 2021/8/27。8/25で,全国11万8035人(前週比約2万1000人増),東京2万5045人(同2800人余り増)という。

【追記】このあと,8/29の数字を見ると,東京2万1738人と数字が減っている。

【追記】9/1の数字では,東京の自宅療養者数はさらに減って1万9797人となっている。

https://www3.nhk.or.jp/n-data/dn/294900.jpg

 というより,8/23に2万5000人を記録したのをピークに,この1週間は横ばいから減少傾向が多少見えたというところかと思える。

 とにかく,この「自宅療養者数」は,市販薬のない現在,「0人」にすることが望ましいので,減少傾向ではダメである。以前言ったが,ここに病床数のグラフを重ねないと何の意味もない。日々の新規感染確認者数が4000人前後と高止まりになっている中で「病床数が増えたことで自宅療養者数が減った」と言えることが必要なのである。

 同じように,これも何度も言っているが,死亡された方が「重症者」となってから亡くなったのか,自宅療養が原因で亡くなったのか,また重症になられてから何日で亡くなられたのか,こういう数字が出てこないと,実態がまったく分からない。つまり,重症者が亡くなって重症用病棟が空き,そこにまた次の重症者が運ばれるとすると,「重症者数は増えていない」ということになって,数字がごまかされてしまうからである。