jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

介護と脱毛

電車のトレインチャンネルでのコマーシャルや車内広告で多いのが脱毛業界である。主に若い女性を狙った構成になっている。

 若い女性にとっての脱毛はオシャレの一環であり、パートナーに対してより刺激的に見えることを目指している。筆者はあまりこれには賛成できない。基本的に自然なままの方がいいと思うからである。

 日本の男性にとっては、仕事人としての礼儀を求めるとするなら、スーツに革靴は必要だし、ヒゲ剃り、調髪も必要だと考える。女性にとって、ベッドインが1つの仕事、あるいは義務なら、身だしなみの1つとして必要なのかもしれない。

 もちろん、男性側も最近は相手に不快感を与えないためのオシャレとしての脱毛は結構な割合で進められている。しかし、さすがにVIOゾーンまでは脱毛処理する日本男性はまだメジャーではないだろう。

 一方、海外では男女ともVIO ゾーンまで脱毛することが当たり前のようになっているという。

 考えてみたのだが、これは日本の風呂の習慣によって、清潔さがある程度維持されているからだと思われる。

 毛は、残念ながら雑菌の棲み家になっている。例えば、医療の視点でみると、バイ菌だらけということになる。手術の際に念入りに手や手首をタワシでこすりながら洗い、その後でゴム手袋を着ける。ドアに触れないように手術室は自動ドアである。患者もヨードチンキで患部の皮膚を殺菌したうえで手術となる。その際、バイ菌の温床である毛は基本的に剃り落とされる。洗いようがないからである。

 介護の現場でも、VIO 部の毛があることで排泄物を拭き取り切れず、湿疹や化膿の危険があることを最近知った。ケアする側からすると、ツルツルの肌の方がケアしやすいし、本人も気持ちがいいだろうことは容易に判断がつく。さて、自分の番が回って来たときはどうするだろうと考えてしまった。

 まあ、局部を見たり触られたりしなければ介護できない訳だから、素直にツルツルにすることにしようと思っているが、まだ判断がつかないところである。カミサンにはお願いしておこうかな、と思うのである。