晴れて正式に高齢者となった筆者だが、正直まだ元気である。ちょっと腹周りのメタボが気になるのだが、後はちょっとした不具合がいくつかある。これを少ないというのか、不健康というのかはまだ分からない。突如、がん化しないとも限らない。
高齢者なので、シルバーシートに座っても不思議でもないのだが、いざ高齢者になって意外に元気なので、シルバーシートに座っていると気が引けることがある。
もちろん、いかにも不便そうな人が来れば席を譲る。しかし、世の中は無情で、「お前は何でシルバーシートに座っているんだよ」といわんばかりの視線を向けられることがある。多分、シルバーシートの前に立っていても、わざわざ席を譲ってくれるほど年寄りには見えないと思っている。
たとえば、「ヘルプマーク」は外からは分からない不具合を持った人がアピールする方法としてようやく定着してきた。
しかし、「元気な年寄り」が持っていて、シルバーシートに代わってもらっても、ちょっと悲しい思いがする。
立っているときは見えないようにして、座ったら権利を主張できるそんなマークがないかと思案している。