jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

燃料持参の放火は,大量殺人が目的以外の何ものでもない--弁護の余地なし即有罪(素人の感想です)

2021/12/17 朝の速報ニュースで大阪の繁華街のビルで放火があり,24人が亡くなった。診療所入り口付近に可燃性液体を撒いて火を着け,逃げられなかったのが原因のようである。2021/10/31には,京王電鉄の車内で,ライターの補充用オイルを車内に撒いて火を着けた男が逮捕された。2019/7/18には,京都アニメーションのビルにガソリンを撒いて放火し,36人が亡くなった。東京歌舞伎町での雑居ビル火災はもう2001/9/1のことになる。44人が亡くなった。放火と見られるが,こちらは犯人はまだ見つかっていない。

 こういう事件が起こると,警察と検察は犯人を罰するために動き,弁護士は犯人の権利を守るとして裁判で無罪を主張する。弁護士って,変な仕事だなといつも思う。

 犯罪を犯した側にも人権はある。適正な処分を受けるべきだろう。しかし,弁護士は基本的に常に「無罪」を主張する。犯罪の計画性を否定し,心神耗弱を理由に判断力がなくなっていたと主張する。そして,証拠が曖昧だったり不十分だったりした場合,揚げ足を取って検察側の主張を覆し,無罪を勝ち取る。

 だいたい,本当に悪いヤツは,優秀な悪徳弁護士をカネで雇って,大枚をはたいて無罪を勝ち取る。留置場の勾留すら,カネを支払って逃れる。カネで動くのが弁護士だ,という意識を筆者に持たせているのである。

 今日の放火殺人事件にしても,上記に挙げた4つの放火事件はいずれも,ガソリンや燃料オイルなど,明らかに火事を大きくするための液体を現場に持ち込んでいる。これはもう,心神耗弱ではない。明らかに意図して現場に持ち込んでいる。複数のナイフなどの殺傷性の高い凶器も持参している。これを計画的でない,という主張をすることが基本的に信じられない。一般常識から見た場合,弁護士の主張は理解できない。

 ドラマでいうと,警察側が凶器をでっち上げて犯人を不法逮捕するという設定がよく用いられる。筆者としては,警察は正義の味方としてでっち上げなどないことを期待しているが,実際はこれに近いこともおこなわれているようで,どちらが正しいのかわからないこともある。

 しかし,可燃物を使っての放火は,「つい出来心で」では済まされないことは明らかである。責任もある。責任能力のあるなしをさらに精神鑑定するなど,税金と時間の無駄遣いである。

 もちろん,警察,検察ももっと利口になる必要がある。常に別の可能性を考えながら,犯罪の分析と今後の防止を考えなければならない。かつてのような誤認逮捕だの自白に頼る操作だの,古い慣習は捨てなければならない。

 ということで,タイトルどおりである。この犯罪を擁護し弁護するなど,もってのほかであると,素人の筆者は考えるのである。