DMを整理しながら「アベノマスク」の在庫について考えた - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/4。今日2022/1/27になって,“アベノマスク”に2億8000万枚の希望 安倍元首相が明らかに というニュースが飛び込んできた。
7900万枚の在庫に対し,2億8000万枚の希望があったというのだが,筆者にはにわかに信じがたいものがある。ただ,「無料なら引き取る」という人がいたのかもしれない。清潔なガーゼなので,何らかの使いみちがないとは言えないが,わずか1ヶ月の間に使いみちとその収支計算をきちんとして申し込めるという人がどれほどいたのだろうか。
筆者のゲスの勘ぐりで言うと,これはいわば空手形ではないかと思うのである。3000万枚は,一般の人からの応募の累計だとしてリアルな数字,残りの2億5000万枚は政治的尻拭いをして闇に葬ろうとしているのではないかと感じる。
ガーゼマスクという製品なのだが,売れなければ在庫であり,期限が過ぎれば製品としての価値がなくなる。価値がなくなれば廃棄の運命にある。いわば産業廃棄物である。産廃は産廃業者が引き取って,正しく処分されるのがルールである。しかし実際はどうだろう。処分には費用がかかる。これをケチるために,山中に放棄したり,海外に売り飛ばしたりしているケースがかなりある。建設廃土を山の中に放棄し,これが原因で大規模な土石流が起きたのは記憶に新しい。
数年先に,山中や海外で発見されないことを祈りたい。