jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

元号だけの表記はご勘弁を--省庁の文書など,西暦年との併記を

筆者は昭和生まれである。昭和は63年続いたがちょうど自分は真ん中辺りの生まれなので,生まれてから家庭を持つぐらいまでずっと昭和の中で育った。第二次世界大戦も昭和年代なので,自分の生まれ年との比較も楽にできた。

 平成に変わったのは,ちょうど海外に行っていた1年の間なので,1988年という西暦年はよく覚えている。2000年が娘が生まれた年なので,平成12年という年も比較的認識できている。

 平成は31年続き,令和に年号が変わったのが2019年。今年2022年は令和4年ということになるのだが,昭和人からすると,もう2つも年号が変わってしまい,何が何だかわからなくなってきている。運転免許証は5年更新なので,表記はまだ平成のままである。いつ更新するか,いつも迷ってしまう。

 文部科学省管轄の指導要領や厚生労働省の統計なども,多くはこの年号が使われている。正直言って,パッと言われてもわからないのである。

 できれば併記してほしい。「令和3年(2021年)」という具合に。西暦から始まる場合は,わざわざ年号をカッコ書きしなくてもいい。実際,人の略歴を見たとき,年号で卒業年が書かれていてもピンと来ないし,昭和,平成,令和と混じって出てくると,もうさっぱりわからなくなる。