jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

映像、音声収録でピデオカメラが最強だった件

筆者は、普段はカメラも持たず、最近はスマホがあるので何となく頼っている。しかし、カメラ撮影はともかく、ムービーの撮影となると、気になるのがメモリー残量である。ちょっとしたメモ代わりのムービーならともかく、人の話を30分も撮ろうとすると、不安になる。

   これはデジカメでも同じである。デジカメの動画モードも捨てたものではないが、もともとスチル写真用なので、写真用にメモリーを入れていると、ムービーだとあっというまにいっぱいになってしまう。

   子供たちが小さい時は、入学式から運動会、ピアノ発表会、そして卒業式といろいろな行事があり、その都度活躍したのがビデオカメラだった。クラスメートの映像も残してあげようと、行事の最初から最後までほぼ回しっぱなし。途中でバッテリーを交換しながら撮影したものである。しかし、新型コロナ禍でここ3年はまるで出番がないし、高校から大学にかけては、行事に出ても本人だけの撮影ぐらいとなり、スマホの優秀なカメラで十分になってきていた。

    今回、久しぶりに40分程度の話を収録する機会があった。実は映像は重要ではなく、音声とスチルの収録で十分だった。

   そこで、昔、愛用していたICレコーダーとスチルカメラで収録することをメインに考えた。荷物を重くしたくなかったからである。そして「念のため」の押さえ用に、ビデオカメラも用意した。ICレコーダーを使ったのは15年ぶりではないか。そもそも動くかどうかも不安だったが、事前のテストでは問題なかった。

   ところが、いざ会が始まってみると、トラブルが続出した。まずICレコーダー。数分は録音されていたが、なぜかバッテリー切れで停止していた。どこかで漏電してバッテリー容量が無くなったようだ。念のため持って行った電池に交換したが、うまく行かなかった。

   映像と音声の収録とメモを兼ねて、パソコンも持ち込んでいた。こちらは余裕で収録できたのだが、後で再生すると、動画も音声も圧縮されていて、見られたものではなかった。

   そして、何の問題もなく収録できたのが、ビデオカメラだった。筆者のビデオ歴も30年以上になる。最初はSVHSという小型カセットテープタイプだった。これが5世代ぐらい続いて、次にハードディスクタイプを導入、今に至っている。その後、SDカードタイプで小型、軽量のタイプも検討したが、画像を圧縮して保存するという点に引っ掛かり、メインにはしなかった。

   ハードディスクタイプの問題は、収録したデータをパソコンに移動させるのに時間がかかり、パソコンのメモリー容量も必要なことと、後の動画処理にも時間とパソコンの処理能力が必要なことである。また、保管するためにパソコン用に外付けハードディスクを用意する必要もある。

   2日目は、音声中心だったので、今度はスマホのメモ録音アプリをメインにした。そしてバックアップとして、デジカメの動画モードを動かしてみた。今度はどちらも問題なく動いたのだが、スマホアプリは自動調整で会議モードにしたのに音量不足、デジカメの動画モードは30分制限が加わって、ヒヤヒヤものだった。結局またビデオカメラをセットし、無事収録できた。

   最近はzoomなどでも簡単に録画できるので、何でも問題ないだろうと思っていたのだが、実績に裏付けられた方法は、やはりいざというときにモノを言うものだと思った。災害対策も、1年に1度は実践してみないと、いざというときに役立たないのだろうなと、改めて思った次第である。