jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

逆走の理屈--誰かプーチンにパッシングで知らせられないのか

一般道でも高速道路でも、ここ数年、クルマの逆走が目立つ。筆者も運転歴は45年になるが、アクセルとブレーキの踏み間違いと言われる案件とともに、本当にここ数年の出来事である。

   原因は2つ挙げられる。1つは運転者の高齢化、もう1つはクルマの自動化である。要するに、年寄りが新しいクルマに踊らされているのではないか。長いドライバー歴を威張って、新車などに乗ろうとするからいけないのである。

   特に逆走は厄介である。というのも、本人は正しいと信じて、あるいは何も疑わないで突き進んで来るからである。間違っているとか、悪いとかまったく意識していない。なぜ対向車がライトを点けてパッシングしてくるのかも理解できない。逆ギレするケースもある。事故を起こしても理由が分からない。

   別にこれは認知症が原因ではない。別に道路以外のところを走っているわけでもなく、車線の中を走っているから問題ないと思い込んでいるのである。慣れの感覚がそうさせている。

   プーチン大統領によるウクライナ侵攻も、いわばクルマの逆走と同じと信じたい。厄介なのは、誰もパッシングして間違いを知らせてくれないことである。認知症になった老人でもなく、どちらかうというと無邪気で罪の意識のない子供が虫の脚を引きちぎっているようなものではないか。『千と千尋』の湯婆のような存在が、プーチン大統領には残念ながらいない。とうとう、新型のICBM というオモチャまで動かし始めた。

   子供も本当に信頼する人の言うことしか聞かない。プーチンも同じだろう。彼の周囲は洗脳された部下だけなのだろうか。彼の奥さんや母親はいないのだろうか。そして、中国やインドのトップも、この戦争が正しいと思っているのだろうか。

   どこかに良心のあるパッシングをしてくれる人物がこの世にいることを信じたい。