jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「マスクは日本の冬の習慣」とはっきり言おう--郷に入りては郷に従え

ちょうど冬場に向かうところで、屋外マスク着用不要宣言+入国制限撤廃+全国旅行支援+GoToイートと重なり、新型コロナウイルス感染確認者数もまた徐々に増える傾向を見せているように感じる。

   冬場は、日本ではマスク着用の習慣が何となくあった。風邪気味のというイメージとして、マスクをしたイラストが登場すると、だいたい納得する。マスク習慣のないアメリカでは、風邪のイメージは氷嚢(ひょうのう)と口に加えた体温計であり、マスクは登場しない。その代わり、風邪を引くとベッドに寝ている姿が描かれる。日本みたいに調子が悪いのに会社や学校にマスクをして出かけるということが、海外からすると奇妙に見える。

   しかも、風邪は他の人に迷惑をかけるのは分かっているのに、外に出るということが理解できない。これを日本人の勤勉さと捉えられているとすると、とんでもない勘違いである。風邪で出かけることは、組織の崩壊を招く危険行為だからである。

   マスクは、日本の冬にとっては有効である。冬場は乾燥するが、もともと湿気に慣れている日本人はこの乾燥に弱い。喉の粘膜の免疫力が下がり、風邪を引きやすい。マスクは、外気の冷たさを緩和し、湿度を高めるのに役立つ。特に昔ながらの厚手のガーゼマスクは、この湿度保持機能が高い。不織布マスクも効果が高い。ペラペラのおしゃれ布マスクやウレタンマスクにはこの機能は期待できない。

   筆者は、2023年の年明けから第8波を予測しているが、それとは別に、せっかくの冬場入りなので、日本人は堂々とマスクをすべきだと考えるのである。余計な屋外マスク着用不要宣言など無視、あるいは否定して、マスクをきちんと着用し、外国人にも「冬場のマスク着用は日本の習慣」と堂々と言うことをオススメしたい。これも日本の文化である。