jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

フロント・パックも邪魔です--背の低い我々にとっては地獄の苦しみ

デイパックを身体の前側に゛背負う゛ことについては何度も書いてきた リュックを前に“背負う“件、再び - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2019/8/27など。ただ、この「前に背負う」という言い方に、いつも矛盾を感じてきた。

   そこで「フロント・パック」という言葉を考えた。バックパックに対称させたものである。ぜひ使ってみてほしい。

   さて、筆者はフロント・パックができない。胸の前を押さえつけられると、息苦しいからである。

   肩掛けカバンを、右肩から左の腰に斜めに掛けるタスキ掛けも苦手である。やはり、胸が押さえつけられるからである。40年も前になるが、初めて海外旅行に行ったとき、「海外では引ったくりが多いので、普通に肩にカバンを掛けていると簡単に引ったくられるので斜めに掛けよう」という呼び掛けがあってので、斜めに掛けていた。しかし、苦しかったし、カバンに身体が振り回されて、歩きにくかった。今はもっと危なくなって、タスキ掛けしていても狙われて引っ張られる危険性がある。そうなると、引き倒されて大ケガをしかねない。身体にカバンを密着しすぎるのも,場合によっては危険である。

 子供に対して不審者から逃げる手段として,ランドセルを肩から外して置いて逃げることが勧められている。不審者がランドセルに手を掛けても,ランドセルを外せば逃げられるからである。

 フロント・パックと名づける前に,複数の言い方を考えた。野球の主審が身につけているプロテクターに似ているので,「プロテクター持ち」とか「アンバイヤ持ち」とかにしようかと思ったが,とりあえずフロント・パックに落ち着いた。確かに,身体の前に持つことで身体の前半分を守ることができる。特に,女性にとっては安全を確保するための有効な持ち方かもしれない。しかし,分厚い荷物の中身は何? - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/5/13 に書いたように,特に男性ビジネスマンが膨大な荷物を持ち歩いており,これは背中に背負おうと前に掛けようとまったくもって邪魔である。特に背の高い男性や肥満男性がこの持ち方で大きなデイパックを持っていると,周囲の人の顔の前に荷物が来ることになる。まったくこういうことにすら無頓着である。

 大きな荷物は自分の足元か網棚に載せてほしい。背の低い筆者や女性にとっては地獄の苦しみである。