jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ARメガネで同時文字通訳--まだ実現してませんが,ごく近い将来に実現するだろう

最近,ARメガネを装着した状態でバーコードを見て,その内容を知る,という応用例について考えた。実際にそうした応用例もあった。スマートグラスの活用で「現場のDX」生産性改革を実現! | 株式会社アウトソーシングテクノロジー (ostechnology.co.jp) など。

 筆者は,新しい応用例として,同時通訳して文字で画面に表示する,という応用例を考えたので,提案する。

 まず相手の言葉を認識するための音声認識機能と,それを翻訳する機能を持たせる。これはメガネ側でもいいし,メガネに接続したスマホ側でもいい。これはもうすでに実現している。

 そして翻訳した文字を,ARメガネの画面に両方の言葉で表示する。これを見て,相手の言葉を自分の言語で認識できる。

 相手も同じARメガネを装着し,翻訳機能を持っていれば,最も円滑にコミュニケーションができることになる。

 相手がARメガネを持っていない場合は,こちらの言った言葉を相手に文字で伝える必要がある。何らかのディスプレイに相手の言語で表示することでコミュニケーションができるようになる。メガネの表面に表示してもいいが,これはタブレットで見てもらっていいかもしれない。

 すでに,スマホ上で音声認識による同時文字通訳はほぼ実現している。この表示先をARメガネにすることで,非常に自然な形でのコミュニケーションが実現できるようになるというわけである。

 現在,専用のポータブル音声翻訳機は1万円ほどで売られている。ARメガネが1万円ぐらいになれば,こんなアプリケーションがフィットするのではないかと思える。実際,自分も使ってみたい。筆者はVRの世界よりもARという現実とのハイブリッドがいいと思っているのである。