jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

都心の積雪は回避--手動除雪機を部分的に稼働

2023/2/10は,「寒気団+南岸低気圧」という大雪パターンで,関東各県および東京23区で大雪警報まで出されたが,都心はかろうじて積雪1cmで,車道も歩道もほぼ問題ないレベルで過ぎていった。同じようなパターンで50cmもの積雪があったのが2018年。今年は東北地方や北陸地方で大雪となり,関西地方でも大雪だったが,関東はその反動なのか,ラッキーなことにまた難を逃れた。

 筆者の住まい周辺は,15cmほどの積雪となった。朝から積もり始め,午後もときどき降り方が強くなったので,以前購入した手動の除雪機を登場させた。手動の除雪機を注文 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/12/23 で注文したものである。

 夜に入ってもまだ降り続いていたため,出動は翌朝かと思われたのだが,夕食が終わったころに小止みとなり,気温が下がって来たため,翌朝の凍結が気になって,暗い中で除雪をすることにした。

 ところが作業を始めた頃には少し気温が上がっていたのか,積もった雪がシャーベット状になって重くなっていた。これが朝方に凍るとガチガチのアイスバーンとなることが予想された。

 10cmぐらいまでのシャーベット状の積雪に対しては,この手動除雪機は快調に働いた。スクリューで雪を右側に押し出しながらどんどん進むことができた。これは狙い通りだと思った。

 ところが,シャーベットの量が増えてくると,スクリューが目詰まりし回転しなくなった。得意技である右側への排出ができなくなり,ただの大型スコップ状態になってしまった。目詰まりを振り落としてはまた進む,というのを繰り返すのだが,なかなか思ったようには動かない。

 それでも,筆者宅前の路地20mと,その前の歩道約50mの区間を,幅60cmのほぼ雪のない状態まで除雪することができた。夜なので作業時間は15分ぐらいでやめておいた。

 翌日である2/11は昨日より気温が10℃も上がるという予想になっていた。路地や歩道を確認したところ,除雪部分はほぼきれいに舗装が見えて,サンダルでも歩けるような状態だったが,その他は見事に凍っていた。雪を取り除き損なった部分が凍ってしまったが,おそらく今回は昼までには解けるのではないかと思われる。

 手動除雪機による雪かきは,楽だった,と言っていいだろう。スコップによる雪かきは,雪を高く持ち上げて移動させるというエネルギーの要る作業だが,雪を横に排出して最低限の通路を作るだけの作業であれば,この手動除雪機は効率がいいと思った。ただ,今回のようなベタ雪や,圧雪後の固まった雪には十分には対応できない。降り始めたら,10cm積もるごとに歩道を確保するように使うのがいいかと思われる。とにかく,人が通って圧雪されると,その後が厄介だからである。