jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

レシート読み取りアプリにちょっと注文--写真データの保存が必須と考えている

OCRでの文字読み取り認識にもAIが活躍しつつあるようである。かつては,おそらく文字単位で照合していたため,たとえば漢字の偏と旁を別々の文字として認識したり,紙の汚れを文字の一部と認識して,記号として認識するなど,酷いものだった。最近では,前後の文脈から意味のある単語を推測し,正しい認識として提示できるようになっている。

 家計簿ソフトや会計ソフト,そして金銭出納帳ソフトなどもいろいろ試してきたが,結局は続かなかった。特にレシートの明細を入力するのが面倒だったことが大きい。とりあえず合計金額を入力したとしても,後で参照するのは個別の品目の価格である。これをいちいち入れるのは,困難を極める。

 スマホにカメラが付き,スマホアプリでレシートを撮影すると,個別に認識するレシート読み取りアプリが便利に使えるようになった。アプリによって読み取り速度も読み取り精度も異なるが,どれも実用的に使える。

 ところが,読み取った後の使い勝手で,筆者としての個人的な評価が分かれる。残念ながら,「レシート読み取りソフト10選」などのWebサイトをいくつか参考にするのだが,筆者が絶対に必要だと思う機能についての評価がない。また,google playストアなどのダウンロードサイトにも,アプリの機能としての紹介がないことがほとんどである。結局,それぞれをインストールし,登録した後でないと,機能の有無,使い勝手を確認することができない。

 筆者が欲しいと考え,必須ではないかと考える機能は2つある。1つは,撮影したレシート画像をすぐにイメージとして見る機能であり,もう1つは,入力したデータをPCなどで再利用するためのリスト出力機能である。

 というのも,レシートを読み取ったあと,個別の品目をチェックしたり,分類したりする時間がないからである。レシートの画像をすぐに参照できれば,いつでも修正ができるし,レシートをすぐに処分できる。ところがこの画像を保存できるレシート読み取りソフトが意外に少ないのである。

   もう1つのリスト出力機能も、搭載しているアプリは少ない。有料アカウントでしか提供できないアプリもある。

   例えば、筆者はグラム当たりの単価が知りたい。でないと、比較できないからである。しかし、レシート読み取りアプリに自動で単価計算できるものは現時点では見つかっていない。csv形式などで出力できれば、あとは表計算ソフトに持ち込めば何でもできる。

   会計ソフトでレシートや領収書を読み取る機能がある場合、レシートや領収書のイメージは重要として保存されるが、個別の品目まで読み取る機能はないようである。どこの店でいくら払って、それがどういう費目かだけを管理すれば済むからである。経理部が合計額ばかり気にするのと同じ理屈かもしれない。

   とりあえず、スマートレシートというアプリで進めている。店舗によっては、紙のレシートなしで情報を取り込めるので、便利である。カメラによるレシート情報の取り込みと一元化できる点もいいと思っている。