jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

車載カーナビの常時表示の安心感と,スマホナビアプリで新規マップに対応を併用

ナビは「車載専用機」と「アプリ」、選ぶべきはどっち?【カーライフ 社会・経済学】 (msn.com) という出だしの記事があった。それぞれのメリット・デメリットを連載で紹介するらしい。今回は,クルマの話題ということで筆者の持論を先に書くことにする。

 筆者のクルマは2000年モデルの日産セレナである。ハイルーフにカスタマイズしたため,当初予算ではナビを付ける余裕がなかった。後日,オートバックスで後付け依頼をした。

 現在も装着されているが,DVDモデルの1DINインダッシュ仕様である。画面は7インチである。

 今はやりの10インチなどの大型画面モデルは,常に表示されているし,場所を取る。当時は,ダッシュボード上に貼り付ける方法のものしかなかった。使わないときにスロットインする仕様は魅力的だった。しかし,当時のハードディスクモデルにはインダッシュ仕様のものがなかった。そこである意味仕方なくDVDモデルになった。当時としては,DVDモデルの方が価格も安かったと思う。

 DVDモデルの欠点は,地図の更新が遅いことである。2年ごとに新しい地図を搭載したDVDが販売されたが,普段は送り迎えなどのゲタ代わりにしか使わないので,それほど更新の必要を感じなかった。しかし,同じ県内でもちょっと遠出すると,新しい道ができたりしている。首都圏だと首都高速や外環道など,次々に工事が完了していた。現在使っているDVDは2014年版で,これ以降の更新は止まっている。そもそももうDVDモデル自体がなくなっている。それでも,大手メーカー品だったこともあり,現在でもまったく問題なく動いている。

 しかし,地図の古さには困る。自宅のPCのgoogle mapで見当を付けても,DVDナビではまったく違う経路を検索してくる。そこで,長距離を乗る場合は,タブレットないしスマホのナビソフトを併用することになる。

 まず困るのが,タブレットスマホの置き場所である。運転に邪魔にならず,かつ見やすい設置場所がなかなか見つからない。インダッシュのナビに並ぶように設置すると,エアコンの吹き出し口のギリギリの位置が見つかったので,そこに自作のハンガーで設置する工夫をしている。しかし,がっちり固定できないため,たまに急加速した際に落ちるなどの不具合がないわけではない。

 また,操作時はタッチパネルのため,本体がぐらつくなど不安定である。Google Voice Accessでクルマの中からLINEメッセージ発信に成功 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/10 など,音声認識の実験もしているが,少なくともLINEメッセージの発信を問題なくできている状況には至っていない。現在,GPSであるポイントを通過すると自動的にLINEメッセージを発信する設定を実験中だが,まだ成功はしていない。

 一方,スマホのナビでは,google音声認識を使ってgoogle mapの行き先設定はそれなりにできるようになった。これは日常のちょっとしたドライブでも利用している。インダッシュのDVDナビは,新しい行き先設定がタッチパネルのキーボードで打ち込むしかなく,これがまた絞り込みに時間がかかるのが欠点だった。現在のモデルは,音声認識で行き先設定が簡単にできるだろう。

 スマホタブレットのもう1つの欠点は,カーナビ動作中に他のアプリが使えないことである。先ほどのLINEでのメッセージ送信や電話などを使おうとすると,ナビが停まる。結局,車載ナビは単一機能ながら,常に表示と案内をしてくれるという安心感があるというわけである。

 ということで,筆者の場合,ナビのメインは車載の専用ナビ,地図の補助としてスマホタブレットのナビアプリを必要に応じて併用,というスタイルになっている。次のクルマの乗り換えはおそらくなさそうなので,このままかな,というところである。さて,Webでの議論がどう展開するか,楽しみである。