jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

宮崎,横浜で連日の大きめ地震--ニュースWebサイトで連日の震度1,震度2の地震情報がトップページに載る不思議

2024/8/8 宮崎県沖の日向灘震源とするマグニチュード7.1の地震が発生した。最大震度は6弱だった。その翌日の8/9,今度は横浜を震源としてM5.3,最大震度5弱地震が発生した。連日の大きめの地震にビックリした。今のところ,人的被害は少なく,建物の被害も比較的少なかったようである。

 連日の太平洋側を震源とする地震で,南海トラフ地震の可能性に初めて触れられ,動揺が隠せない。ただ,30m級の津波が到着するのに15分ぐらいしか逃げる時間がないという状況で,「ただちに避難行動に移る」という判断ができるのだろうか。普通の人ならまず「少し様子を見よう」と思っている間に10分は経過するし,それから持ち物の準備をしている間に10分は掛かってしまう。とても,何百mも先の高台や避難可能なビルに上るなどという行動が間に合わないと思うのである。

 筆者は,津波とライフジャケット--万一飲み込まれても生存率向上に役立つかも - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/6/28)と提案している。子どもの水遊び用なら2000円ぐらい,大人の釣り用ぐらいでも5000円ぐらいで入手できる。太平洋岸に位置する多くの都市や町の人は,地震が来たらまずライフジャケットを着用する,という習慣にした方がいいのではないだろうか。深さ30cmの水の流れでも立っていられなくなるのが水の怖さである。せめて呼吸ができる態勢が取れるライフジャケットの準備と即着用は,考えておいた方がいいと思う。

 さて,宮崎の地震は筆者のスマホには警報が鳴らなかった。自宅と勤務先の住所を登録したために,遠方の地震では反応しなくなった。横浜の地震では警報が鳴った。

 その後,Yahoo災害サイトで,宮崎の地震のことを知ろうとしたところ,全国では宮崎以降に10件以上の微小な地震の記録が掲載されていた。震度1とか震度2といった地震は,日本各地で1日のうちでも何度も起きていることを改めて認識した。

 ところで,WebブラウザーのMicrosoft Edgeの新規タブで開くMSNニュースのページには,ほぼ毎日のようにこうした震度1とか2程度の地震の情報が載せられていることに改めて気づいた。正直言って,この程度の揺れがあっても,何の情報にもならない。何の目的があって,情報を掲載するのか,意味不明だし,逆に不愉快に感じる。同ニュースページについては,焼き直し記事にウンザリ--有名人のSNSコメントやテレビ番組からの切り売りをやめてほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/6/4)と文句を言ったばかりである。CoPirotという生成AIまで開発できるMicrosoftとしては,あまりにもお粗末で不適切なWebページであると感じる。このサイトの運営者が人間であれば,即刻クビにすべきではないだろうか。「ニュースを伝える」という使命感がまったく感じられないからである。

 元々,ポータルサイトは情報を何でも詰め込むことが目的なのだが,そこには編集者のポリシーが見え隠れしていた。きちんと国際問題や政治・経済を伝える姿勢が見えるサイトが当初は多かった。しかし現在は,単にクリック数を稼ぐためと思われるような派手な写真,何だろうと思わせるタイトル,そして検索結果に関連する広告の列挙など,なりふり構わない姿勢しか見えない。