jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

OD(オーバードーズ)が当たり前とは信じがたい--親、薬局が管理してもインターネットという抜け道があるようである

「ODよりSD」という厚生労働省のCMがトレインチャンネルで流れていた。SDはすぐに「相談」と読み替えられたのでわかったが,ODは最初わからなかった。まさかオーバードーズだとは思わなかった。

 風邪薬を大量に飲むなどによって,一種の幻覚モードに入れるなど,誰が見つけて広めたのだろうか。許しがたい。

 オーバードーズの対象となる成分も,ネットで調べれば簡単にわかるし,それが入っている風邪薬も検索できる。風邪を引いたと言えば薬局で手に入る。子供は親から頼まれたと言えば売ってもらえるし,複数の薬局で大量に購入することもできる。

 薬局側も注意はしているはずだが、親に頼まれたなどの口実ですり抜けることは簡単かもしれない。むしろ厄介なのは、購入するのが普通の子供が多いと思われることである。

 かつて、シンナー中毒が問題になったが、購入するのがヤンチャな子供が中心で、多少の見分けができたのではないかと思われる。普通の子供が買いに来た場合も、ヤンチャグループにそそのかされて買わされているといった雰囲気で見分けられたと思われる。しかし、今オーバードーズに手を出す子供は、普通の子供で一人で悩みを抱えてしまっているような場合か多いようだ。したがって、「相談してね」という一言が必要なのだろう。

 薬が簡単に買えるようになった,というよりも,薬局が「薬屋」ではなくなった,と言ったほうがいいだろう。薬局の売り場の半分が化粧品,残りの半分が台所・浴室・洗濯用品のほか,お菓子,食品,文房具なども販売する「雑貨屋」になってしまった。レジの担当者もアルバイトやパートで,ただ売ればいいという環境になっている。これでは歯止めが効かない。コンビニでも薬が買えるようになってしまっている。

 さらに厄介なのがネットショッピングである。オーバードーズで問題となっている風邪薬が簡単に購入できてしまう。仮に子供が買えなくても,成人であれば買える。大人で悩みのある人が思わず買ってしまう環境になってしまっている。さらにもっと厄介な(違法な)ものまで堂々と売られているのには驚きである。

 こうした注意喚起の情報よりも多くの助長するsnsが山のように情報発信しているのだろう。注意喚起すれば、逆効果になる場合もある。厄介である。教員も知識だけ教えて済むような時代ではない。

 このブログを書きはじめて、答が出せないのが悔しい。周囲に信頼できる相談相手が本当にいるのか。今回は先の厚労省のキャンペーンに期待したい。検索は「ODよりSD」である。

【追記】その後,このCMに対する批判がネット上にあふれたという。「ダジャレが不謹慎だ」「キャラクターの羊が睡眠薬をイメージさせる」など。厚労省は2025/3/13の段階で,CMを流さないことにしたという。

 まさに筆者のブログが目指している「批判するより提案」の真逆の人たちの存在だと思う。もう少し好意的に取れないものなのかなと思ったりするが,なんでも短絡的にカチンとくる人がネット民には多いようである。

 代替案で再開しても,また結果は同じだと思う。そうやっていじめが進行するのではないだろうか。

 野党も,与党が案を出さないといって批判する。だったら自分たちで提案すればいいが,その能力がない。出てきたものの重箱の隅をつつき,言葉尻をとらえるような批判しかできない。