筆者はWindowsを常用し,現状はオススメどおりMicrosoft Edgeを常用している。そして新規タブの設定変更をしていないので,msnニュースが毎度表示されるようになっている。
ニュース情報を見ることは筆者にとっては必須なので特に文句はない。もちろん,ニュース枠に混じってやたらと広告枠が“ニュースを偽装したように”表示されることについては以前苦言を呈した(ニュースじゃない“ウンチク枠”に苦言--トップページを飾るようなページ構成ではない。 - jeyseni's diary 2024/6/4)。
このmsnのトップのニュースページには,日本各地のテレビ局の動画ニュースもリンクが張られている。動画ニュースはいわゆる“タイパ”が悪いのでほとんど見ることはないのだが,たまに見るとニュースの途中に動画CMが突然割り込んでくる。
同じように,昼食時にはTBS NEWS DIGを視聴して,速報のニュースを見るのが日常なのだが,こちらもニュースの解説の途中に動画CMが割り込んでくる。通常はLIVE NEWSを視聴しており,動画CMの部分はニュースの内容が飛んだ形になってしまう。
割り込み動画CMは,数秒待って「Skip」ボタンを押せばある程度短時間で消すことができるが,この操作をしなければ延々とCMが続くこともある。
せめて,1本のニュースが終わってからCMを挟んでほしいのだが,どうも決められた間隔(5分ごと?)に自動的に割り込みするように設定されているようである。
広告にももちろん有用な情報があるし,筆者は割と広告に動かされてポチっとしてしまう人なので,適切なCM情報の提供はあってほしいし,メディアがその広告収入で成り立っていることも理解している。要はそのバランスである。
かつて筆者が関わっていた紙メディアで,ページの1/3が記事(新製品紹介),残り2/3が広告という部分広告ページを作っていたのを思い出す。メディアとしては1ページ広告を出してほしいが,広告料金が高いので,部分広告を安く提供し,その代わりどこに入れられるかの保証がない,という広告商品だった。しかし編集の立場からすると,記事の途中に広告がドンと入るのは嫌なものだった。読者にしても目障りな配置になっていたと思う。部分広告を集めると,今度は広告主の間で競合が起きたりして面倒なことが起きたりする。その辺り,編集,広告,読者のそれぞれの立場を勘案してのバランスを考える必要があるのである。
しかしWeb広告は,それぞれのホームページの設計者がどういう意図で設計しているのかが不明である。特に「ニュースに偽装した広告」は,ニュースと思ってクリックさせるという裏の意図を感じる。しかし,動画ニュースに割り込む動画CMは,広告主に対する嫌悪感すら覚えるので,こちらも広告効果としては逆効果なのではないかと思うのである。
いろいろな広告ブロックプラグインやスマホアプリもあり,何等かの方法でブロックしてしまえばいいのかもしれない。しかしこのブロックアプリそのものを信じていいのかどうかも正直言って確信できない。当然のことながら,ブロック状況がトレースされ,それがまた情報として売られていると思われるからである。
プラットフォームとしてのMicrosoftやgoogleに情報を持って行かれていることを,もはや止める方法はないし,あきらめてもいるのだが,調査会社や特に海外サイトに情報を持って行かれるのはできるだけ避けたい。
「自動」とは,人にとって便利な仕組みであり,自動ドアなどもありがたい存在なのだが,これが「自動運転」「無人運転」になると人に対して害になることもある。クルマ,ロボット,ドローン,そしてAIエージェントなど,制御不能なシステムが横行しつつある現状は憂慮すべきであり,何らかの規制を構築する必要があると思われる。割り込みCMの“自動回避”も人任せでは信用できない時代なのかもしれない。