jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

国会をテーマ別に時間で区切る提案--社会面的話題は20%の時間内で集中審議すべき

石破総理大臣が,入党1年目議員の事務所に慰労会の手土産代わりに10万円の商品券を渡した,という社会面的ゲスな話題で国会が紛糾している。

 というか,これまでも国会の議論の80%ぐらいが,こうした政府与党の金銭問題や人格問題,スキャンダル問題の議論を野党が吹っ掛けることで費やされているように思える。

 国会やそれに付属する委員会の仕事は何かといえば,新規の法案や修正法案の「内容」について議論し,決めることだと思うのだが,どうも野党は何かあれば与党や政府のメンバーに対する「政治責任」を追及するのに時間を使っているように見える。

 一般の新聞であれば,たとえば20ページある中で政治面が2ページ,国際面が2ページ,経済面が2ページ,株式面が2ページ,社会面が2ページ,生活面が2ページ,科学面が1ページ,文化面が内面と最終面で3ページ,テレビラジオ面が1ページ,あとは全面広告,といった比率になるだろうか。

 「国会議員」なのだから法律を議論することが仕事であり、議員の不正や人格を追及するのは,かつて国民民主党が結成したような予算の無駄遣いや不正を追及する「国会Gメン」のような別組織がすべき役割なのかと思われる。地方自治体では,百条委員会という特別委員会が設置される。国会だと「国政調査権」に基づいて各議院の委員会で調査され,常任委員会や特別委員会が設置されて調査が行われる。予算委員会や本会議で議論するべきものではないのではないかと思われるのである。

 特別委員会なら,連日審議してもいいだろう。それと並行して予算委員会は予算の審議をすればいい。もし予算委員会や本会議で話題にするとしても,まず重要な案件である予算(経済面),対米政策や防衛政策(国際面)などの議論が80%あってしかるべきで,不正や人格(社会面)は20%でいいと思うのだが,現実は逆に社会面が80%を占めているのは,いかにも変な感じである。正直,これでは新聞で言えば「タブロイド紙」のスポーツ新聞である。国民のうちタブロイド紙を買って楽しむのは,スキャンダル好きの人間だけである。

 もう一度,国会の時間配分をきちんと分けてはどうだろうか。不正や人格関連を1時間議論するなら,予算や防衛などの議論を4時間すべきではないのか。国会議員も1日8時間労働とするなら,社会面は1時間30分,経済,国際面は6時間30分(午前3時間,午後3時間30分)のように,きちんとタイマーを掛けて議論すべきではないのか。

 所信表明演説に対する質問時間を議員の人数比率にするとかの議論は,馬鹿げている。しかし,議員としての肝心の議論をほったらかしにして,スキャンダルの上げ足取りばかりしている国会議員を見て,この人を議員に選ぼうと選挙で投票した国民を愚弄していると感じるのである。

 「時間割」を決めてもいいかもしれない。だらだらと議論を繰り返しているから,議会の途中で居眠りする議員も出てくる。きちんと時間を区切り,終了・開始のベル合図をしてもいいかもしれない。