jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ついに宮内庁でも不祥事--国家公務員が天皇家の生活費の一部を窃盗とは不敬にもほどがある

【速報】宮内庁侍従職職員が天皇ご一家の生活費などの「内廷費」から現金360万円窃取か 懲戒免職処分に~宮内庁(2025年5月1日掲載)|日テレNEWS NNN (2025/5/1)。

 もはや,コメントするのも情けないような事件である。懲戒免職は当然として,これは民事告訴して出自を明らかにすべきだと思う。20歳という若さでまた野に放たれてしまっては,何をするか分からない。国家公務員であり宮内庁職員であり,これまでの経歴も素晴らしく,おそらく今後も何不自由のない将来が約束されていたのではないかと思うのに,もったいないことである。

 世の中にはさまざまな資格試験があり,もちろん専門知識が求められるのだが,逆に点数さえ取れれば資格も取得できるという「能力主義」である。その資格に必要な「人格」の評価は,雇う側が判断し,育成していくしか方法がない。

 運転免許証も同様である。運転ができ,法規を理解したとして,人に危害を加えない運転ができる,ということとは異なる。昨今の逆走事件など,かつてはほとんど見かけなかったし,歩道の歩行者に突っ込んだり,急加速してコンビニに突っ込んだりするなど,マニュアル車時代には考えられもしなかった。

 資格を取得しているということと,行動を監視することを同時に実現しなければ,資格にアグラをかいて客にマウントを取るような仕事ぶりになりかねない。特に公務員や官僚,医者,弁護士,警官などは,より厳しく監視する必要があるのだが,すべて密室の中の仕事になっており,監視の目が届かない。

 今回の窃盗事件は,宮内庁では初めてだというコメントだが,本当にそうなのだろうか。氷山の一角ということも疑わざるをえない。

 まだ成人になったばかりである。こういう場合は,ぜひ「親の顔が見たい」ところである。