電車の中での女性の行動で一番気になるのが,長い髪の毛に手櫛を入れたり,指に巻き付けてカールさせたりする動作や,首を振って髪を揃えたりする動作である。ご本人は,髪を整え,周囲に対する礼儀を保とうとしているのかもしれないのだが,混んだ電車内では周囲に髪の毛の先が当たるので,正直言って迷惑に感じている。
男性の行動が周囲に迷惑をかけているケースは,もっといろいろあることは認識している。男性の存在自身が,周囲に迷惑になっていることもある。身体が大きいことや背が高いことなども,知らず知らずのうちに周りに迷惑を掛けているのだが,本人は気がつかない。
男性の場合,頭を掻いたり,襟元を掻いたりする動作が迷惑なことがある。フケや皮膚片が周囲に飛び散ってもお構いなしである。とにかく汚いのである。咳,くしゃみエチケットもしない人が多いのも男性である。かつては,新聞を大きく開いて読む行為も迷惑だったが,スマホ時代になって電車内で新聞を広げる人はほとんど見かけなくなった。近年流行りの帽子(キャップ)のツバも,硬いうえにちょうど目の辺りにくるので,厄介に思っている。脱いでほしいと頼むこともできない。
女性は一般に実に慎み深い。ぶつかってもきちんと会釈をする人がほとんどである。しかし,髪をいじる動作だけは,なぜか延々と時間をかけて続けることがある。
もっと髪の毛が長い場合,後ろ髪をごっそり持ち上げて後方にはね上げる動作をする人も多い。映画などだとちょっとした粋なポーズなのだが,これも電車の中では迷惑に感じる動作なのである。
近年,冬場に長いマフラーを首に巻く女性も多い。ボリュームのあるマフラーを巻く場合も多い。これが 後ろに座っている人の顔のところに当たることもある。前側は気にしても背中側は気を使わないのかな,と思うことも多い。
すぐ後ろに人の顔があるのに,急に上を向いたり,首を左右に振ったりして,髪の毛が当たることもある。満員電車なのだから,なるべくおとなしくじっとしていてほしいと思うのだが,どうやらトレインチャンネルの画面が気になって首を動かすことが多いようである。スマホかトレインチャンネルか,どちらかを選んでくれればいいのだがと思ったりする。そもそも,じっと動かずに集中する,という訓練を学校でしてきていない人が多くなったのかもしれない。共存のための他人優先--自己中心だと衝突する - jeyseni's diary (2025/5/2)の中で,行進の訓練をしなくなった話を書いたが,じっと立ったまま集中するという訓練もしなくなったのかもしれない。
昨今は,痴漢と間違えられる冤罪がドラマのテーマになることも多く,電車の中ではとにかくなるべく小さくなってじっとしていることが多くなった。余計な指摘をすると,逆襲されたりすることもあり,とにかく早く目的駅に着くことだけを考えて耐えている。デイパックの前背負いについても,ブログでは何度もコメントしているが,実際は「じっと我慢」である。
それでも確かに,40年前の満員電車に比べると乗車人数は減っている。かつては,乗ったら最後,身動きができない,足の置き場がない,息もしにくい,カバンが手から引き離される,などということが日常だった。かつては駅員やバイトが車内に乗客を押し込むことが普通に行われていた。その行為によってケガをしたり,モノが壊れたりということがあり,押し込み行動はなくなった。今も,たしかに満員電車だが,身動きが取れないほどでもなく,また乗り込むときも自力でドアを押す程度の混雑である。オフピーク通勤の呼びかけも効果があるのだろうが,そもそもの労働者数が減っていることも確かなようである。いろいろなことを考えながら,筆者にとっては残りわずかになったと思われる通勤でのコメントが続いている。