納得。スマホが変えた若者の心--リアルな仕事や結婚、クルマも持とうとしない理由 - jeyseni's diary (2025/5/28)と書いて,もう1つ納得したことがある。関西万博が楽しかった,面白かった,というコメントについてである。
筆者のように1970年の大阪万博を知っている世代にとって,それと比較するからいろいろなケチをつけてしまうのだが,今回の2025年関西万博を「世界のショーケース」と考えれば,日常では体験できない楽しさ,面白さがあったと言えるだろうと納得したのである。
前回の大阪万博は,いわば「モノ」を見たり触れたりすることに対する新鮮な喜びがあった。月の石にしても,アポロ着陸船の展示にしても,太陽の塔にしても,そこにあるハードウエアそのものの存在が物珍しかったことが記憶に残っている。
一方,今回の関西万博は,「イメージ」を体験する場と考えると楽しめる。アーティストのコンサート,ドローンショー,噴水ショーなどのエンタテインメントから,プロジェクションマッピングを使った映像空間の体験など,ビジュアルやサウンドなどをその場で体感することに価値を置いているのだと思われる。
正直いえば,関西万博で初めて紹介された新技術というものは基本的に1つもない。そこで,筆者の世代から見ると,「何でわざわざ出かけて体験する必要があるのか」と思ってしまい,ワクワク感が湧かないのだが,純粋にショーとして楽しむなら,それはそれで楽しいのだろうと思うのである。まあ,一種の「食わず嫌い」である。
既存技術と演出だけならディズニーランドに劣る--噴水ショー,ドローンショー,プロジェクションマッピングなど食傷気味 - jeyseni's diary (2025/4/16)と書いたし,数時間並んで見るというものではないかなと思うのだが,行った人にとっては面白かったどいうことになるのだろう。
少しずつ改善も進んでおり,また各国のパビリオンの展示もユニークでめったに見られるものではないので,いまさら「能登半島がまだ復興していないのに万博などやめろ」とは言わないし,政治的にはこの関西万博がカジノを含むIR施設建設の露払いとしての布石になっていることも理解できた。
あとは会期末に向かって暑い夏や台風,そして新型コロナの再上陸,そしてメタンガスの噴出などの災害や事故が起きないことを願っている。あと,せっかくの備蓄米放出がようやく軌道に乗ってきているので,日本の食糧安全に向けた冷蔵備蓄の技術を,世界の人にアピールするいいチャンスではないだろうか。古米どころか,古古古古米ですら,十分においしく食べられることを体験してもらってはどうだろうか。