jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

過去のドラマの「不適切な表現」を若い人たちは理解できるのか--そもそもテレビを視ないから関係がないのかもしれない

CS放送は,通信衛星(Communication Satellites)を使った放送で,BS(Broadcasting Satellite)という放送衛星を使った放送とは異なったプログラムで放送されている。BSは電波の出力が強く,主にテレビ放送会社が電波の割り当てを受けて放送しているのに対し,CSは電波が弱く,当初はケーブルテレビ会社が大型アンテナを使って受けて,有線ケーブルで地上配信してきた。アンテナの性能が上がり,個人が取り付けた衛星アンテナでも直接受信できるようになった。

 CS放送の番組は,チャンネルによって特徴のあるプログラムを放送している。映画だけのチャンネル,スポーツだけのチャンネル,時代劇だけのチャンネルなどがある中で,ドラマだけのチャンネルもある。昭和世代の筆者は,最近のドラマがよく分からないので地上波のドラマはほとんど見ない。その分,CSのドラマチャンネルは非常に重宝してきた。インターネットのYoutubeでも多くのドラマがアップロードされているが,大部分は無断アップロードであり,著作権違反である。そこにさらに広告を挟むなどして「フルコピーしてませんよ」とアピールしている動画が多いが,意味が分からないし,そこに広告料金を払う広告主の意識も理解できない。

 さて,昭和時代のドラマは,平成・令和時代の常識からすると,男尊女卑,セクハラ,パワハラ,差別が当たり前のように出てくる。そこで放送の頭に「この作品には不適切な表現が含まれていますが,作者の意図を尊重して,原作のまま放送します」という注釈を付けていることが多い。ストーリーが男性中心で家庭は女性が守るという設定そのものを変えることはできないし,セリフも変えることはできない。ピー音を加えるのも変なので,そのまま流すしかない。昭和時代と現代の男女の立場や言葉使いについて筆者は認識しているので,「今だったらこのセリフはNGだよね」とか分かるのだが,若い人はそれすら理解できないのではないだろうか。

 まあ,昭和ドラマを見る若者はあまりいないし,そもそもテレビすら見ない,極端にはテレビを持っていない若者も増えている。映画でも最新ドラマでもアニメでも,アーカイブからの配信を楽しんでいるケースが多い。

 筆者の場合も,CS放送はケーブルテレビ契約したところに付いてきたチャンネルだった。地理的な関係でNHK教育テレビ(3チャンネル。現在のEテレ)がアンテナでは入りにくかったため,子供のためにケーブルテレビ契約をした。そうしたら,アンテナなしでもBSやCSが見られるようになった。筆者はドラマチャンネルや,海外番組の吹き替えチャンネルを主に視聴していた。子供がCSのチャンネルを視ることはほとんどなかったが,ディズニーチャンネルなどの有名作品は専用チャンネルで視たりしている。

 地上波放送局が制作したドラマが多いので,最近ではサブスクリプション型のオンライン配信でいつでも見ることができる。それでも,いちいち検索して視るよりも,番組表を見ながら録画予約して後で楽しむというビデオ録画世代の楽しみ方がまだ続いている。

 それにしても,キーワードで自動予約していると,同じ番組が毎月のように繰り返し流されていることが分かる。チャンネルを維持するのも大変だと思うが,もうしばらくはケーブルテレビのCS系番組を楽しみたいと考えている。オンラインサブスクでもいいのだが,スイッチを入れればすぐに大画面のテレビで視聴できる方が,テレビ世代人としては性に合っているからである。