jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

イラン紛争の裏にロシアの影,さらにウクライナ紛争でのドローン防衛ノウハウ

アメリカとイスラエルによる2026/3/1のイラン攻撃から1週間。当初のアメリカによるミサイル攻撃とその対抗策としてのイランによる周辺各国へのミサイル攻撃で,それぞれが目的とする重要拠点の空爆が数千ヵ所という規模で行われた。

 アメリカから見ると,イランのミサイルのほとんどを消費させた,という分析から,無条件降伏を促すメッセージも出された。しかし,イランが自爆ドローン「シャヘド」での攻撃という第2段階に入り,これをアメリカやイスラエルが対応に苦慮しているように見える。1機100万円で製造できるドローンを撃墜できるミサイルが1機4億円と高額で,アメリカ側のミサイルも限界があると見られている。

 イランの自爆ドローンといえば,ウクライナ紛争においてロシアがイランから供給を受けてウクライナの攻撃に使用したという実績がある。逆にロシアがイランに武器の供給を進めてもいる。

 高性能な武器の開発で世界の戦争を抑止してきたアメリカ軍だが,ゲリラ的な戦略やドローンによる自爆戦略などに対する泥臭い戦い方に慣れていないように思える。ステルス戦闘機もドローンに対抗するにはもったいない。

 ここに来て,トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領に,ドローン対応のノウハウの供与を求めたと報じられた。ウクライナは,無線操縦型の4軸プロペラ型ドローンを操縦して自爆ドローンに体当たりして撃墜するという部隊を揃えてロシアからのドローン攻撃に対応している。

 筆者は,ドローンをロボットだと思っている。したがってドローンを戦争に使うことは,ロボットの定義から外れている。人間の労働を助ける目的のロボット。「労働」という意味でのラボータから名付けられたロボットである。自動制御であろうとリモコンであろうと,これを戦いに使うのはそもそも間違っている。しかし,それが当たり前のように使われ,安くて効果的な武器として量産されている現実は,もはや人類の理性を越えてしまっていると言える。

 まさかウクライナ紛争がイラン紛争まで絡んでくるとは,驚きであると同時に,世界戦争,それも核兵器を使った戦争まで発展してしまう危険性を感じさせる。