野球の国・地域別対抗戦であるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2026は,日本が3連勝で1次リーグトップで準々決勝に進むことになった。昨年は日本が優勝して盛り上がり,今年は放映権をNETFLIXが取得してテレビ局が中継放送できないという話題で物議を醸した。日本チームが出場する試合が東京ドームで開催されたこともあり,話題沸騰である。
日程は,1次ラウンドが3月5日~12日,準々決勝ラウンドが3月14日・15日,準決勝が3月16日・17日,そして決勝が3月18日となっている。パラリンピックは先に開催した方がいいと考えた件--出場選手すべてにスポットライトを - jeyseni's diary (2026/2/28)と書いたが,ミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピックは,2026年3月6日~15日に開かれている。正直,ちょうどWBC2026と重なってしまっている。さらに,3月8日(日)からは,大相撲三月場所が3月8日~22日の日程で始まった。
筆者は,特にスポーツに関心があるわけではないが,勝ち負け系のスポーツよりも記録系のスポーツの方に興味があると分析している。駆け引きではなく,人間の身体能力の限界に挑むスポーツである。陸上や水泳,スキー,体操などはよく視るが,野球や相撲などはほとんど関心がない。
それだけに,万人受けするスポーツにメディアが群がってしまう傾向にあるのが,残念な気持ちなのである。
オリンピックとパラリンピックが基本的に同じ会場で同じ競技で行われるので,開催日を続けることは始めから分かっている。世界的な大会である。ローカルな,しかもアメリカを中心とした野球の試合は,日程を譲るべきではないのか。
何度も書いているが,スポーツは元々は戦いの代替のために始まった。しかし,ウクライナ紛争が5年目に入り,さらにイラン紛争が始まってしまっている。さらなる拡大が懸念されている中でのエンタメは,いかにもタイミングが悪いように思える。
スポーツの政治利用は望ましくないが,もう一度,平和的な競争のためのスポーツの役割を各国が考えて議論する場があってもいいのではないだろうか。