経営の神様と言われる稲盛和夫氏による日本航空の経営再建について,2026/4/22のフジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリー経営破綻したJALが奇跡の復活!一体何が」を視た。ストーリー仕立てで分かりやすく紹介されていた。
稲盛氏といえば,筆者は京セラの社長時代に社会人デビューし,その後,個人的にはケータイをPHSからガラケーに変える際にauを選んだときにKDDIの創業に関わったことを認識していた程度である。auの8型タブレットを持った際に,その液晶パネルが京セラ製,つまり日本製だということがなんだかうれしかったのを覚えている。
2010年に経営破綻した日本航空の再建のストーリーが,ただ上から目線で指示したのではなく,幹部の意識改革のために社内の若手を集めてスタートさせたことも知らなかった。ちなみに筆者も就職活動時に同社の面接を受けた経験がある。なんとなく話が合わなかったという印象があり,もちろん採用はされなかった。当時からエリート意識が高かったのだろうと理解した。
経済学者の寺島実郎氏のテレビ番組「寺島実郎の世界を知る力」(TOKYO MX 毎月第3日曜11:00〜11:55)もたまたま視た。イラン紛争の背景を15世紀の中東の勢力地図まで遡って解説されていた。その後の流れ,そして今後を行方について,彼は多くの著書にまとめているという。
いつも見かけるのはサンデージャポン(サンジャポ,TBSテレビ毎週日曜9時54分~)のゲストコメンテーターの1人としてのコメントだけで,奥行きを存じ上げなかった。三井物産在籍時に中東現地での勤務があり,現地での各国のバランスを肌で感じてきたという経歴が,主張に重みを持たせている。
筆者自身が経営者とはかけ離れた人生を送っているので,経営者談や経営本などを一切読んで来なかった。日本経済新聞の「私の履歴書」は毎日読んできたが,2010年ごろに読むのをやめた。業績を残された方が若いころ苦労したような話は面白かったが,ワンパターンに見えてきていた。稲盛氏は同コラムに登場したが,KDDI設立の辺りまでで日航再建話までは読まなかった。一方で,寺島氏もそろそろ出てもいい頃だと思った。
経営の神様といえば,松下幸之助氏も挙げられるが,時代がやや古い印象で,経営書などに手は伸ばさなかった。一方で,政治や外交面で鋭い指摘をする元外務省の佐藤優氏もインパクトがあったが,著書までは至らなかった。評論家の田原総一朗氏との対談本などがイメージとして残っている。
経営や政治において,「人」「思想」などの要素が複雑なために,これまで筆者は避けて通ってきた分野だが,残り人生も短くなってきた現在,世の中の動きを考えるためにこれらの人の著書を紐解いてみるのも悪くないと思うようになった。なんとなくメモ書きのようなブログだが,書き留めておくことにした次第である。