ティップ バイオレンス
尖端バイオレンスは、先の尖ったモノによる感覚的な被害である。
代表的なのは、カサの先端。大きく振りながら歩いたり、昇り階段で後ろの人に向けられたりする。当たればもちろん痛い。当たらなくても、危険を感じさせる行為である。
ささやかなことと思われるかもしれないが、女性の長い髪がこのTVになっている。それはやはり満員電車の中が多い。髪をかき上げたり、頭を振って髪の流れを整える動作をする際、髪の先端が周囲の人にぶつかっていることを認識している人が少ない。肩コリなどの生理現象に伴う首振りは仕方がないが、オシャレのためのこの何気ない動作がクセ者である。
ポニーテールなど、後ろにボリュームのある髪型では、さらに突き出しており、また先端の威力も強い。
ドア横に立った女性の長い髪の先端が、座っている人の顔に当たっていることも、気がつかないことが多い。
くすぐりもバイオレンスである。
女性だけでなく、長い髪の男性も、もちろん加害者になることは言うまでもない。