jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ロシア

岸田首相のウクライナ訪問でいよいよ第三次大戦の危機が確実になった(個人の意見です)

2023年3月21日、岸田総理大臣がウクライナを電撃的に訪問し,ゼレンスキー大統領と会談した。日本の総理大臣が外遊する場合,国会での承認が必要となるが,今回はインド訪問以降の日程は国会では報告されなかった。国会で報告されると,日程が明るみになり,…

人類は5000年で滅びるのか--「クフ王ピラミッドで発見された新空間」では人類は生き延びられない

西暦2000年を過ぎた辺りで,地球温暖化の歯止めがなかなか効かない状況が見えてきた。2030年がターニングポイントと言われるようになり,石油や石炭,天然ガスなどの化石燃料から,再生可能エネルギーへ,との切り替えが叫ばれているが,その最先鋒だった原…

すべてのアングラ活動がネットを通じて噴出し,モノづくり企業がネットの闇でカネを運用する図式へ

筆者宅でも,それぞれがさまざまなネット動画配信サービスをサブスクリプションしているようで,リビングでもタブレットでさまざまなドラマが再生されている。最初は,映画を観ることが目的だったようで,DVDレンタルから同じ会社が運営するネット配信に切り…

戦車を集めるなら住民を避難させよ--ウクライナ東南部が戦場になる前に

ウクライナのゼレンスキー大統領が,ロシアの侵攻を抑えるには少なくとも300台の戦車が必要だ,と宣言し,NATO各国が戦車および戦車に準じた戦闘車両の供給に同意,2023/1/28現在でその供給予定総数が目標の300台を超えたとされている。 一方で,ロシアの戦…

「確証バイアス」を考える--「これだけは絶対にしない」という一線にバイアスをかけないための基準・規範が求められる

思い込みを持っていると、ほかにどのような情報があっても最初の考えを支持する情報ばかりが目に付く。これを「認知バイアス」という。その1つに「確証バイアス」というのがあり,自分がすでに持っている先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合のよい…

保守だけでは維持できない日本--人材育成,産業育成で「日本を潰すわけにいかない」と世界に思わせる政策が必要

最近,「保守」という言葉が頭に浮かんできた。高度成長期から50年が経過し,鉄道や道路,橋などの交通インフラや,集合住宅そして個人の家まで含めて,「結局,人が作ったものの耐用年数は50年」だと改めて認識したことがきっかけである。特に公共のインフ…

「当事者」以外は分からない--戦争,災害,事故,障害など

筆者は現在,高校生を含む若い理工学系の読者に向けたメディアに関わっている。最先端におられる専門家にも読め,しかも高校生や大学生が理工学系の将来に夢を持ってもらえるように分かりやすく書き下ろしてもらうことにも配慮した編集を心がけている。 高校…

2023年元日に思う--ちょっと抜けたAlexaぐらいがちょうどいい感じ

2023年1月1日を迎えた。昨日は部屋の片付けをしていた。例年仕込んできた黒豆を,今年は娘が作ってくれるというので,早めに飲み始めたら,20時ごろには眠くなってしまい,そのまま今朝まで寝てしまった。年越しソバは朝に食べようと思う。 7時のニュースを…

2023年はどんな年--世界の紛争仲裁,エネルギー,食糧問題に日本が手を挙げなければ地球は滅びる

2022年が終わろうとしている。この1年を振り返ってみたが,来る年にあまり希望を持てない今の自分が恐ろしい。 つい1週間前は,日本海側で記録的な大雪となった。雪が線状に1ヶ所に集中して降るJPCZ(Japan sea Polar air mass Convergence Zone日本海寒帯気…

歴史に残ると思われるゼレンスキー大統領の米国会演説--いい意味で歴史に残ってほしい

2022/12/22,ロシア侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が,突然アメリカを訪問し,バイデン大統領との会談を実現した。そのあと,アメリカ国会の場で,30分もの英語での演説をした。 力強い,しかも正確な英語による演説だった。最後にルーズベ…

侵略地の奪還は不適切な作戦--長期化するウクライナ侵攻で極寒にさらされる国民

ロシアのプーチン集団によるウクライナ侵攻が始まって9ヶ月。極寒の季節に入り,ロシアがジリジリと撤退しながら発電所などのインフラの破壊をしていると伝えられている。ウクライナ国民を凍死の危機に追い込む卑怯な作戦だとして,ゼレンスキー大統領はロシ…

1発で決められるか--プーチンを止める手段はこれしかない

ロシアが,ウクライナ全国16都市を標的に80発ものミサイルを打ち込んだ。2022/10/10と10/11の2日にわたっての砲撃は,エネルギー施設を狙ったとロシア側は発表しているが,明らかに一般市民を巻き込む飛び道具による戦争犯罪である。「原発を標的」は,核兵…

習近平がまともな世界路線を出すか,日本産業界が水素エネルギー,食糧工場で世界路線を出すか--このいずれかしか世界を救う手はない

指導者が変わらない怖さと変わる怖さ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/26に書いたブログである。すでにロシアによるウクライナ侵攻に向けて緊張が高まっており,このあと2/24に戦闘が始まった。 ロシアに対抗するために欧米はNATOを組織した。自…

「終戦の日」の意味はあるのかと思い始める戦後77年の今年--「コロナで600万人,ウクライナで3万人,第7波で3747人」という死亡者数に無感覚になっていないか

2022/8/15 終戦77年になるという。今は「終戦の日」と呼ぶのが一般的なようだが,古い人間である筆者は「終戦記念日」という呼び方で育ったように記憶する。 そもそも「終戦」という呼び方も,換言である。本来なら「敗戦」であり,「記念」すべきものではな…

1バイト圏(英語圏)の奢り--2バイト圏(アジア圏)への畏れ。中国が世界の中心になる絶好のチャンス

コンピュータは,1バイトの世界である。デジタルが「1か0」という1バイトで表現される。 言語が1バイトで表現できるのが,アルファベットを使う1バイト圏である。英語が世界標準となっているのも,最も少ないデータ量で情報を表現できるからと考えられる。 …

2022年、世界を動かすモノは何かを考えた--動かないアメリカ,動けないロシア,間隙をぬって台頭する中国

2020年は、地球も世界も言わば分岐点で乗り誤った年だったように思える。何だか、ここのところ、無為感に囚われている。いやな発想ばかり浮かぶ。 地球温暖化が言われて20年経った。人類は相変わらず化石燃料を燃やしてエネルギーを取り出し、二酸化炭素を放…

ロシア,中国は,地球温暖化を歓迎しているかもしれないという仮説--自前の化石エネルギーで世界征服の野望へ

太平洋地域は,昔から台風の被害を受けてきた。アメリカはハリケーンと巨大竜巻,ヨーロッパは近年は熱波の影響を強く受けている。いずれも気象が大きく関係しており,近年の地球温暖化によって,激甚災害へと発展している。 ところが,ロシアは自然災害の話…

ゼレンスキー大統領の戦い方の問題点--住民退去をまず優先すべきだった

ロシアによるウクライナ侵攻から5ヶ月も経過しようとしている。ロシアにとっては止めるきっかけがなくなり,ウクライナにとっては西側諸国の支援という大義名分のもと,こちらも意地でも戦いを止めようとしない。 自由主義,民主主義の考え方からすれば,自…

ムダ死だった安倍元首相--日本では政治が機能していない。エネルギー,食糧問題でリードできる技術に投資すべき

2022/7/7に安倍晋三・元首相が凶弾に倒れて亡くなった。人の死をどう語るかで語った者の素養も知られてしまうのであまり書きたくもないのだが,政治家として撃たれたのではなく,個人的な恨みの妄想で撃たれたような状況に,筆者は残念さを感じているところ…

「プーチン氏が喪に服してホコを納める」というシナリオに期待--凶弾に倒れた安倍晋三氏の最後の功績として・・

2022/7/8 奈良県で参議院選挙の応援演説中に凶弾に倒れた安倍晋三氏。お悔やみを申し上げる。筆者とほとんど年齢が変わらなかったことに改めて驚きを感じ,これまでの数々の(プラスもマイナスも含めた)業績を振り返ることもあるだろう。 安倍氏と親交のあ…

大国の奢り,小国の下剋上--なぜ人は戦うのか。今は「地球存続の危機」と叫んでも詮ない

ロシアという大国が起こしたウクライナ侵略が泥沼化してしまった。開始から4ヶ月が経過しても終わりが見えない。ウクライナのNATO加盟候補国への承認も,現段階では逆効果となってしまっているように思う。 クリミアを簡単に併合したロシア(プーチン集団)…

ISS(国際宇宙ステーション)のライブカメラに癒やしを求めた件--「地球の7割は海」を改めて認識

久しぶりに仕事が詰まってしまったので,通勤時間と夜中時間を有効活用するために,3日間のテレワークをした。仕事の相手が海外にいたため,時差をうまく使って効率を上げるためである。先方の都合で丸1日,予定がずれ込んだが,何とか間に合わせることがで…

ゼレンスキー大統領の発言に違和感--クリミアまで取り返すことに言及するとは意外

プーチン集団によるウクライナ侵攻から3ヶ月も経ってしまった。マリウポリの製鉄所でのウクライナ兵士の投降により,平和的な道に進むかと思ったが,残念ながらプーチン集団による攻撃は続き,さらにウクライナ軍による反撃も続いている。平和交渉が始まる気…

政治の駆け引きのすごさ--タフ・ニゴシエーションをもう一歩願う

ウクライナ情勢が一瞬の平穏を取り戻したかのように見える。マリウポリの製鉄所で抗戦していたウクライナ軍がロシアに投降し捕虜となったことで,製鉄所への攻撃はいったん止まり,ウクライナ南部・東部がロシアに制圧された形で均衡状態に入っている。 ロシ…

ロシアのウクライナ侵攻が,ロシア正教の後ろ盾とプーチンの「神の代理人」としての立ち位置によって実行されている件--プーチンの考えを変えられるのは日本の上皇・天皇のみでは

ウクライナ侵攻は「宗教戦争」泥沼化の可能性も プーチン氏に「ロシア正教を守る」使命感 (msn.com) 2022/4/22の記事。ロシア正教 vs カトリック,ロシア vs 西欧諸国,そしてロシア系民族 vs ウクライナ系民族など,宗教,民族の対立という構図であるという…

1発の核兵器が数時間で連鎖的な核戦争に進展し,1億人が犠牲になるという試算

兵糧攻めは逆効果か--窮鼠猫を噛む。最多核兵器保有国リーダーに理性的な判断はできるのか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/3/1 と,ウクライナ戦況の拡大に懸念をコメントをしていたのだが,ロシアが1発でも核兵器を使うと最初の数時間で死傷者が9…

逆走の理屈--誰かプーチンにパッシングで知らせられないのか

一般道でも高速道路でも、ここ数年、クルマの逆走が目立つ。筆者も運転歴は45年になるが、アクセルとブレーキの踏み間違いと言われる案件とともに、本当にここ数年の出来事である。 原因は2つ挙げられる。1つは運転者の高齢化、もう1つはクルマの自動化で…

構築には何年もかかるが破壊は一瞬--再生できない命を奪う行為は許されるものではない

ウクライナ侵攻前のマリウポリの街の様子がInstagramにアップされている。平和で美しい街並みである。人々の笑顔も写っている。戦争はあらゆるものを破壊し,燃やし,瓦礫の山を産んでいる。何十年もかけて構築した街並みが,ミサイルや砲弾によって一瞬のう…

国のデフォルト(債務不履行)と軍事力の脅威

スリランカが物価高騰でデフォルト(債務不履行)の危機にあるという。国内で暴動が起きている。またロシアもウクライナ侵攻に伴う西側諸国からの経済制裁によってデフォルトの可能性があると言われている。 ロシアの場合は,取引で動かせる資金がなくなった…

ロシアとの国境1300kmのフィンランド--地続きの国境って何だろうともう一度考えてみた

ウクライナ侵攻を受けて,NATOへの加盟を検討していることを明らかにしたフィンランドとスウェーデン。ノルウェーを含めた北欧3国は,いずれも南北に長い国土を持つ。 フィンランドはロシアと接する国境の長さが1300kmもある。日本の本州の長さが約1500km。…