jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

IT-スーパーコンピュータ

オレはノイマン型でいい--今のパソコンで逐次処理をするのが性に合っている

ノイマン型コンピュータという言い方がある。いわゆる普通のコンピュータである。あらかじめ主メモリーにプログラムを展開しておく「プログラム内蔵方式」と,命令を一つずつ取り出して、順番に実行していく「逐次制御方式」という特徴を持っている。 この処…

スーパーコンピュータはその都度のデータで再計算するので連続性がない--ゲリラ豪雨はいつかどこかで必ず発生するという前提が必要

天気予測の変更が頻繁すぎて予測にならない--雨雲レーダーを見て5分後の行動を決めるしかない - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/8/22)と書いた翌週の台風10号は,まさに天気予報泣かせだったと思われる。最初はまっすぐ北上して本州のど真ん中に…

天気予測の変更が頻繁すぎて予測にならない--雨雲レーダーを見て5分後の行動を決めるしかない

気象モデルが温暖化によって使えなくなった--オオカミ少年で経済的被害 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/8/17)と書いた。おそらく現在は500mメッシュぐらいの細かさでスーパーコンピュータが1分単位ぐらいでガンガン計算し続けているのだと思う…

スパコンや量子コンピュータが目的を失っているのではないか--シミュレーションに抑止力はない

世界各国は,スーパーコンピュータやさらにその上の高速を実現できる量子コンピュータを作ることに躍起になっている。量子コンピュータは,原子や分子のふるまいを扱うコンピューターであり,材料科学と創薬の分野で、高速になることが期待されているという。…

風の流れ×地形×海水温で線状降水帯を予測できるのではという仮説--ノロノロ台風がもたらした線状降水帯

「ゲリラ豪雨」という言葉は,調べてみると1969年に新聞で初出しているようである。2008年には新語・流行語大賞にノミネートされている。筆者にとっては,屋外の仕事をしていた2015年辺りがまさに直撃された現象である。空が一転して暗くなり,あっと言う間…

雨雲レーダーの濃度情報をメッシュごとに加算すれば,洪水予測ができるのでは(個人的な仮説です)

九州,四国を中心に線状降水帯の発生や局地的な豪雨による被害が出ている。どうも,いつも情報が後付けで,本当に川が氾濫するかどうかの予測がつかないものか,考えていた。 まず,一般的に見るのが雨雲レーダーである。真っ赤に表示される背の高い積乱雲が…

結婚を考える2--「お嫁さんになりたい」意識はなくなるかも

結婚の目的についていろいろ考えてきた。 多くの場合,結婚は男性にとっては,安定的なセックスパートナーと身の回りの世話係ができることで,仕事に打ち込める,と称して家の外で自由に行動できる時間が得られるのが結婚のメリットである。 一方,女性にと…

天候は味方した? 東京オリンピック2020

NHKの朝の連続小説「おかえりモネ」を見ていると,「東北地方に観測史上初の台風上陸」とか,「車椅子レース出場選手を気象予報でサポート」など,現実とシンクロしている場面が設定されている。偶然なのか意図的なのかはいずれ明らかになるだろう。 それに…

「先着制」?「抽選制」?何を今ごろ経済学者が言っているのか

ワクチン接種は「選挙投票方式」で行政が管理して実施してほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/1/15。何度も引用している筆者のブログである。65歳以上の高齢者に対するワクチン接種が日本で最初に始まった4/15での混乱について,ワクチン接種対…

今,日本ができることを考えてみた

日本は今,衰退している 日本はやはり「衰退国」ではないのか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/23。正直,情けない。憲法記念日の今日,打開策をもう一度考えてみた。 モノづくりは,日本はもう復活しない。モノづくりの職人芸は観光用の土産物だ…

「富岳」のシミュレーション映像を,渋谷LEDビジョンやトレインチャンネルで常時表示を

新型コロナウイルスに対する3回目の緊急事態宣言中のゴールデンウィークである。休みだというのに人流は抑えられていない。「緊急事態」感がまるで感じられない。公共交通を止め,クルマのナンバー規制で警察によって人流を止めよ - jeyseni's diary (hatena…

またまた「富岳」シミュレーションの想定不足の件

マスクなしでマイクロ飛沫がどこまで飛ぶかというスーパーコンピュータ「富岳」のシミュレーションが紹介されていた。立った状態で前方1.5m、歩きながらだと後方3mまで広がる、というものである。 ではこの距離離れていれば感染を受けるリスクが無くなるのか…

実学を知らない?「富岳」での新型コロナウイルス影響シミュレーション

世界一のスーパーコンピュータ「富岳」を使った新型コロナウイルス関連のシミュレーションが次々と発表されている。その視覚化効果は説得力があり,やはりすごいなと思う。 8月25日に発表されたのは,マスクによる飛沫飛散防止効果で布マスクと不織布マスク…