jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ウクライナ

人が街を破壊してはならない--東日本大震災から13年を目前にミサイル・爆弾での市街破壊の禁止を提案

2011年3月11日の東日本大震災からあと2日で13年になる。筆者の両親と兄家族は,1995年1月17日の阪神淡路大震災に遭い,筆者は首都圏でいずれの被害にも遭っていない。いよいよ首都直下地震の懸念が高まっている中で,地震や津波,それに伴う火災という自然災…

知性のないリーダーとそのフォロワーが地球を滅ぼす

ロシアによるウクライナ侵攻から何と2年が経過してしまった。ロシア対ウクライナの争いは、東側対西側に拡大し、仲介役の国連もまったく機能しなくなった。 ロシアのプーチン大統領の頭の中は,いったいどういう構造になっているのだろうかと考えてみるのだ…

国際連合の存在感なく,西側連合と東側連合の2連合並立で,いよいよ第三次大戦の危険

民族,国家,主義,それぞれ立場が違うグループを引っくるめて,地球全体で「国際連合」という調整機関が存在する。「国際」つまり「インターナショナル」で,世界中の国が参加して,「地球」を存続させるための議論を行う場として設立された。 常に対立して…

ウクライナはそろそろ妥協のタイミング--ゼレンスキー大統領に引き際の美学を提案(個人的な意見です)

ウクライナ紛争が始まってもうすぐ2年になろうとしている(開始は2022年2月24日)。構図が中東紛争のごとく,西側 vs. 東側の全面対決になっており,中東紛争のように長引くことになるのか,心配である。 62%対88%、明暗を分けるゼレンスキーとウクライナ…

ケガと戦争--痛み,恐怖,そして欠損を伴うケガは,その人の一生を奪う

ケガは困る。針で突いただけでも,カミソリでちょっと切れただけでも,その痛みは丸1日は続く。少し身体を動かしただけでも,痛む。 今まで一番大きなケガは,階段で足を踏み外した際に左足首に負った剥離骨折で,痛みが取れるまでに6ヶ月かかった。別件で内…

ミサイルやドローンによる攻撃は,サイバー攻撃と同程度に“卑怯”な戦法--戦うなら肉弾戦に

ロシアによるウクライナ侵攻が2年近く,イスラエルによるパレスチナのガザ地区攻撃からも半年が経過した。いずれも収拾の見込みが立たない。 原因は,ミサイルやドローンによる攻撃である。戦闘当事者が戦う意志を持たないのに,攻撃を続けることができるよ…

習近平はロシアを説得できるか--ハマス殲滅はアメリカに任せ,ロシアの侵攻を抑えることで中国を世界の二大国に安定できるチャンス

ハマスによるイスラエル攻撃が2023年10月7日に始まって1週間が経過したが,戦いがますますエスカレートしている。イスラエルの地上部隊による侵攻も準備が進んでおり,これにアメリカが武器供与を宣言した。 イスラエルは世界有数の軍事大国である。今回ハマ…

辺野古や万博は「今」必要なのか--世界情勢が変わった今,日本に利するかどうかの再考を

2023年9月,沖縄県名護市辺野古のアメリカ軍基地移転先の地盤改良工事について,最高裁判所で沖縄県側の敗訴が確定した。工事の総額は90億円,着手から完了まで9年3ヶ月かかるという。辺野古へのアメリカ軍普天間基地の移設問題は,1995年に遡り,2015年に政…

北朝鮮の人工衛星打ち上げの2回目の失敗--おそらく衛星は搭載されていなかったと個人的には観測

ロケット,ミサイル,ドローン--すべての飛び道具を人類は捨てよ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/8/23 の中で,北朝鮮の人工衛星打ち上げ用ロケットと称する飛翔体は,24日未明の3時過ぎに発射された。いちおう予定通りの日程で,予定通りの飛翔方…

Z世代が考える「戦争と平和」を番組で見た--関心のある若者がいることを知ることができたのが収穫

2023/8/15は78回目の終戦記念日である。武道館では政府主催の記念式典,広島や長崎,北海道,沖縄など各地で式典が行われた。戦争で犠牲になった兵士や市民の霊を祀るのが目的である。 NHKスペシャル「Z世代と“戦争”」を見た。筆者は基本的に人の考えをほと…

ドローンが格安兵器として使われるなんて思いもよらなかった--自爆方式であり,これではまるで特攻隊だ

戦略兵器といえば,巡航ミサイルである。GPSで目標を捕捉し,音速の数倍と高速で低空を飛行し,数百km先の標的を捉える。価格は1本1億円とも言われている。場合によっては核弾頭を搭載できる。おいそれと発射するわけにはいかない。最終手段として大国が保持…

ブリンケン米国務長官と習近平氏の会談に,新しい地球の平和時代への期待

2023/6/19,ブリンケン米国務長官と中国の習近平氏の会談が実現した。これは,画期的なことだと筆者は考える。 中国トップの習近平は,めったなことでは他国のトップに会わない。筆者は,習近平がブリンケン氏を真の交渉相手として認めたのではないかと考え…

オタニサン,昭和エンペラーが,世界のリーダーであるべきタイミング--その意外性が戦争に終止符を打つことへの期待

今,世界の中で発言力のある人として,筆者は3人の名前を挙げたいと思う。「私の仕事ではない」と言われるかもしれないが,ぜひ声を上げてほしいのである。 1人目であり,最後の切り札ではないかと思うのが,大リーグ・エンゼルスで活躍している大谷翔平選手…

「情報」で遊ぶな--ロシアもウクライナも嘘つき合戦で,もはやマトモではない

2023/6/6,ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカにある「カホウカ・ダム」が決壊した。報道によると,川の流れをせき止めて貯めた水量は約18km3。琵琶湖の水量の約2/3ほどの量になるという。あと何日,洪水が続くのだろうか。 ウクライナはロシアの破壊工作…

そもそもウクライナ紛争の原因は何だったのか--親子ゲンカの落ち着く先はどこだろう

広島G7サミットが終了した。非常に大きな意義があったサミットだが,思わぬハプニングもあり,それが近い将来にどう影響するかについて,筆者の考えをまとめておくことにする。 そのまえにG7の「G」とはなにかを自問してみると,答えが出なかった。最初は「G…

岸田首相のアフリカ訪問を支持--日本の発信力と貢献力に世界が目を覚ましてほしい

岸田文雄首相の行動として、筆者が初めて評価したのが、今回のアフリカ訪問である。素晴らしい判断だと思う。外務大臣経験者としての初めての発想ではないかと思えた。 若年人口が減っている日本と、成長期にあるアフリカがジョイントすると、経済的に強固な…

新型コロナウイルスとワクチンに対する日本での情報発信は,日本国民・メディアの主体性のなさの現れであることを再認識してほしい件

WHO「60歳未満の健康な成人は追加接種推奨しない」コロナワクチン新指針(Medical DOC) - Yahoo!ニュース 2023/3/28のWHOの発表を受けて,さまざまな意見が飛び交っている。メディア系は,「それ見たことか」と言わんばかりの反論キャンペーンである。 そも…

岸田首相のウクライナ訪問でいよいよ第三次大戦の危機が確実になった(個人の意見です)

2023年3月21日、岸田総理大臣がウクライナを電撃的に訪問し,ゼレンスキー大統領と会談した。日本の総理大臣が外遊する場合,国会での承認が必要となるが,今回はインド訪問以降の日程は国会では報告されなかった。国会で報告されると,日程が明るみになり,…

人類は5000年で滅びるのか--「クフ王ピラミッドで発見された新空間」では人類は生き延びられない

西暦2000年を過ぎた辺りで,地球温暖化の歯止めがなかなか効かない状況が見えてきた。2030年がターニングポイントと言われるようになり,石油や石炭,天然ガスなどの化石燃料から,再生可能エネルギーへ,との切り替えが叫ばれているが,その最先鋒だった原…

すべてのアングラ活動がネットを通じて噴出し,モノづくり企業がネットの闇でカネを運用する図式へ

筆者宅でも,それぞれがさまざまなネット動画配信サービスをサブスクリプションしているようで,リビングでもタブレットでさまざまなドラマが再生されている。最初は,映画を観ることが目的だったようで,DVDレンタルから同じ会社が運営するネット配信に切り…

戦車を集めるなら住民を避難させよ--ウクライナ東南部が戦場になる前に

ウクライナのゼレンスキー大統領が,ロシアの侵攻を抑えるには少なくとも300台の戦車が必要だ,と宣言し,NATO各国が戦車および戦車に準じた戦闘車両の供給に同意,2023/1/28現在でその供給予定総数が目標の300台を超えたとされている。 一方で,ロシアの戦…

保守だけでは維持できない日本--人材育成,産業育成で「日本を潰すわけにいかない」と世界に思わせる政策が必要

最近,「保守」という言葉が頭に浮かんできた。高度成長期から50年が経過し,鉄道や道路,橋などの交通インフラや,集合住宅そして個人の家まで含めて,「結局,人が作ったものの耐用年数は50年」だと改めて認識したことがきっかけである。特に公共のインフ…

「当事者」以外は分からない--戦争,災害,事故,障害など

筆者は現在,高校生を含む若い理工学系の読者に向けたメディアに関わっている。最先端におられる専門家にも読め,しかも高校生や大学生が理工学系の将来に夢を持ってもらえるように分かりやすく書き下ろしてもらうことにも配慮した編集を心がけている。 高校…

2023年元日に思う--ちょっと抜けたAlexaぐらいがちょうどいい感じ

2023年1月1日を迎えた。昨日は部屋の片付けをしていた。例年仕込んできた黒豆を,今年は娘が作ってくれるというので,早めに飲み始めたら,20時ごろには眠くなってしまい,そのまま今朝まで寝てしまった。年越しソバは朝に食べようと思う。 7時のニュースを…

2023年はどんな年--世界の紛争仲裁,エネルギー,食糧問題に日本が手を挙げなければ地球は滅びる

2022年が終わろうとしている。この1年を振り返ってみたが,来る年にあまり希望を持てない今の自分が恐ろしい。 つい1週間前は,日本海側で記録的な大雪となった。雪が線状に1ヶ所に集中して降るJPCZ(Japan sea Polar air mass Convergence Zone日本海寒帯気…

新型コロナウイルス第8波が収まらない--2022年末に第7波を超えた

2022/7/1~12/29 第7波と第8波 2022/12/28の全国の新型コロナウイルス感染確認者数は,216,219とジワジワと増え続けたまま,年末を迎えることになった。12月中旬前にピークアウトして減少に転ずる可能性を指摘していたが,残念ながらその後も増加を続けてい…

歴史に残ると思われるゼレンスキー大統領の米国会演説--いい意味で歴史に残ってほしい

2022/12/22,ロシア侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が,突然アメリカを訪問し,バイデン大統領との会談を実現した。そのあと,アメリカ国会の場で,30分もの英語での演説をした。 力強い,しかも正確な英語による演説だった。最後にルーズベ…

侵略地の奪還は不適切な作戦--長期化するウクライナ侵攻で極寒にさらされる国民

ロシアのプーチン集団によるウクライナ侵攻が始まって9ヶ月。極寒の季節に入り,ロシアがジリジリと撤退しながら発電所などのインフラの破壊をしていると伝えられている。ウクライナ国民を凍死の危機に追い込む卑怯な作戦だとして,ゼレンスキー大統領はロシ…

テレビ番組のJアラートジャックで,いろいろな状況が見えてきた

2022/11/3早朝,ニュースを見ていた筆者は,画面の半分が赤くなる「Jアラート」に初めて出会った。北朝鮮の大陸間弾道ミサイルICBM1発が,日本上空を通過する可能性があるという警告である。その後,続けて短距離ミサイルも2発発射された。 前日の11/2は,何…

航続距離2000kmのイラン製と思われる攻撃型ドローン--これはもう巡航ミサイルだ【追記あり】

ウクライナへのロシアからの砲撃の中に,イラン製と思われる自爆攻撃型ドローンが使用されているという報道がある。三角翼が付いた飛行機型で,プロペラで駆動される。航続距離は2000mと言われている。ビデオで見ると,複数台搭載した専用のランチャーから銃…