jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

クルマ-電気自動車

リチウムイオン充電池の安全性を再考すべき--劣化や衝撃による発火の危険性を回避する手段はあるか

電池といえば,学校ではボルダの電池をまず教えられ,そこから化学式で元素を覚え,イオン化傾向の差を利用すれば,さまざまな化学電池を作ることができることを学んだ。最近のキャンプブームで,ちょっと実験的に面白いのが,活性炭とアルミ箔を使った電池…

EVのバッテリーも充電率20~80%が適正だとすると,満充電,繰り返し充電はバッテリー劣化をさらに加速させるのでは

スマホバッテリーで,満充電や繰り返し充電をするとバッテリーの劣化が起こる,という指摘は以前からある。電池は突然無くなるから嫌い--不安の理由が分かった【追記】電流値を表示できるスマホアプリをようやくセット - jeyseni's diary (hatenablog.com) …

完全自動運転車も,乗る人の気持ちに寄り添ったインタフェースが必要--乗って気持ちのいいクルマ作り

なんと「あおり運転させない」クルマ…!ココロが「丸ハダカにされてしまう」自動運転が目指す衝撃の未来 (msn.com)。 自動運転車でも,乗っている人のココロが反映されるような動きをしないと,乗っている人が主体的になれない,という話である。 以前から書…

EV車への疑問に「タイヤへの負担」を追加--バッテリーの重さ,車重の重さ,そしてバッテリーの寿命で環境に悪い可能性も

EV車のジレンマは,1回の充電でより長い距離を走るには,バッテリーの容量を上げる必要があり,これは車重を重くし,その分,モーターとバッテリーにより負担が掛かる,という点にある。 さらに,車重が重くなって負担が掛かるのが,タイヤだという。一般の…

EVに対して否定的な理由は充電時間--バッテリーカセット交換式やタンデム式を支持

筆者はずっと,EV(電気自動車)不支持派である。今でもそれはあまり変わっていない。その理由をもう一度考えてみた。 その最大の理由は,満充電にするまでの時間が掛かり過ぎることである。 航続距離,つまり1回の給油や充電で走ることのできる距離は,EVの…

水素もカセットボンベ方式にすべき--安全性が担保できる方法として日本主導で

2023/10/26(木)~11/5(日),ジャパンモビリティショーが開催中である。筆者には,「モーターショー」の方が馴染みがあるが,多様化を反映してのネーミング変更である。 EV(電気自動車)シフトが明確に示されている中で,問題となっているリチウムイオン電池…

安全な乗り物はあるのか--「電動ジャイロキャノピーe:」が魅力的だが,当面はママチャリ系電動アシスト自転車を最大限活用予定

明日2023年7月1日から,電動キックボードに関する道路交通法が改定される。今日までは,原動機付自転車(原付)と同じ扱いだったが,特定小型原動機付自転車という新しい扱いになる。 16歳以上なら運転免許不要。車道走行可能,時速6km以下なら歩道も走行可…

豊田章男氏がトヨタ自動車会長に--次は日本再生に乗り出してほしい

トヨタ自動車がトップ人事を発表。豊田章男社長が代表権のある会長に,後任社長に佐藤恒治氏が選出された。 豊田氏の年齢を見て驚いたことに,筆者と同じ66歳。世の中を動かせる人と動かせない人の差は歴然である。トヨタ自動車という日本を支える企業を引き…

全EV(電気自動車)化への警鐘--すべてがチグハグな世界中の環境政策

世界中がEV(電気自動車)化へと突っ走っている。「地球温暖化を防ぐ」という大義名分のために,排気ガスを出すガソリン車やディーゼル車は悪というイメージが定着しつつある。 一方で,この全EV化への警鐘を鳴らす書籍も多く出版されている。正直言えば,ど…

「ペダルの踏み間違い」はハンドブレーキで防げる--自らの失敗に学ぶ

先日,筆者は危うくクルマを暴走させるところだった。筆者宅の路地から大通りに出る際,路地に進入してきた対向車を避けてハンドルを切った際,「前に進む」という意識があったのでアクセルを踏んでいたのだが,対向車が寄って来たため,思わずそれを避けよ…

EV車なら再生可能エネルギーで充電しないと意味がない

筆者の自家用車セレナはもう20年以上にもなる。車内空間が広く快適である。燃費は、今や論外に悪いが、ゲタ代わりにしか使わないので、それほど気にならない。環境性能も最新の規制以前なので気にしていないが、利用距離も短く、それほど影響がないと思って…

非常用に大型バッテリーを導入--気休めだがコスパとメンテフリーに期待

非常用電源について,いつも考えてきたのだが,ガソリン式発電機もプロパンガス発電機も,騒音と排気ガスの問題があるために,今ひとつ踏み切れないでいた。過去のブログは以下。プロパンガス発電機(低圧LPガス発電機)も検討中 - jeyseni's diary (hatenab…

EVシフトへの懸念--バッテリーリサイクルが全然できていない

日産、欧州向けガソリンエンジン開発終了 規制見据え電動車に集中 - 産経ニュース (sankei.com) 2022/2/8。世界中で,EV(電気自動車)へのシフトが進んでいる。 かつて外燃機関から内燃機関へという大シフトがあった。木材や石炭を燃やしてお湯を沸かして蒸…

後期高齢者の運転免許強制剥奪とサポート体制の整備を

クルマのEV(電気自動車)シフトが加速しようとしている。エネルギー効率からすると,電力でモーターを直接駆動して運動エネルギーに変えるEVは,燃料を燃やしてその爆発力を運動エネルギーに変えるエンジン車よりもはるかに効率が高いらしい。しかし,電力…

アクセルとブレーキを踏み間違うパターンの指摘--免許更新の厳格化とタクシー無料券発行を

アクセルとブレーキを踏み間違ったために,急加速して事故を起こした,とされる案件が,ここ数年,特に高齢者ドライバーの事故の際に報じられている。こういう報道を聞くたびに,それは完全に認知障害か,運転不適合状態か,と思って,嫌な気持ちになってき…

野戦病院に使えるミニバスを作るアイディア(水素エンジンならさらに良し)

かつて,経団連会長を務めた土光敏夫氏は,業界団体として経済再建を率いた。現在,エネルギー問題に具体的に取り組んでいる豊田章男トヨタ自動車CEOが,正直言えば今の日本をもっと引っ張っていける立場にあることが望ましいと筆者は考えた。 世界中の工場…

POM,酸素濃縮装置も自前準備が必要なのか

「国民感覚」は平均化できない--やるべき時は英断が必要 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/13 の中で,「自分の身は自分で守る段階」と医療専門家がコメントしたことを記述した。政治にも医療にももう頼れないとすると,あとは自宅療養を前提とし…

地球救済のトリアージュ--機械技術者よ,気候変動に立ち向かえ

1945年の終戦後の高度成長期は,石油エネルギーを大量消費して経済が成長するとともに,大気汚染,海洋汚染が問題になった。当時問題だったのは,喘息などの呼吸器系の病気や化学物質による公害病など,ヒトに対する問題が中心だった。公害訴訟は,被害者か…

モーターの回転音,インバータ音が嫌い

筆者は,大学では工学部でモノづくりを学んだ。学卒なので“研究”までは行かなかったが,卒論ゼミではノイズを研究する研究室に入った。さまざまなノイズ(雑音)を研究する研究室で,電車の車輪のノイズ,モーターのノイズ,家電のノイズなどの研究テーマが…

今,日本ができることを考えてみた

日本は今,衰退している 日本はやはり「衰退国」ではないのか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/23。正直,情けない。憲法記念日の今日,打開策をもう一度考えてみた。 モノづくりは,日本はもう復活しない。モノづくりの職人芸は観光用の土産物だ…

クルマのマナーをもう一度

筆者がクルマの運転をするのも,あと10年がマックスと考えている。自宅の壁の角や,駐車場の曲がり角の柱,バック時の交通標識など,さまざまな場所にぶつけたりこすったりしてきたが,何とか対人・対物事故はこの40年間一度も起こしていない。とはいえ,最…

クルマのガラスは撥水か親水か

2020年7月豪雨が引き続いている。いつもなら梅雨の長雨というところだが、やはり異常気象だろう。 さて、我が家には20歳を過ぎた「老人クルマ」が現役である。子どもが小さいころから使っているワンボックスカーで、今どきの災害時には一時避難できるかもし…

災害時の電力と熱源の確保について

災害時によく問題になるのが,俗に「ライフライン」という変な和製英語で表現される,電気,ガス,水の供給問題である。 災害で被害が大きい地震では,地中の配管の切断が起きるため,ガスと水の供給が止まり,また復旧にも時間がかかる。特にガスは全く漏れ…