jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

エンタテインメント

ゲーマー,フォロワーは人類の「発散・爆発」を意味する--目の前の現実をまず見るためにスマホを下に置くべき段階

筆者の周囲にも,Nintendo Switch 2で盛り上がっているグループがある。数人で構成するグループなのだが,ゲーム機は1台のみ。代わり番こに使って楽しんでいる。 正式発売日が2025/6/5で,それからまだ10日ほどしか経っていない。事前予約も含めて入手できた…

今,行ってみたい国はあるか--関西万博で日本が発信できたメッセージは皆無

海外からの万博来場者から“ある不満”…「注文する時に面倒」「パビリオンの映像の内容がさっぱり」 英語版チケットサイトの利用規約同意書は日本語!? 関大教授「国際博覧会という意識が念頭にないのでは」(ABCニュース) - Yahoo!ニュース (2025/5/21)。5/…

1970年万博と2025年万博を比較--「世界」に対する立ち位置の違い

結局は巨大な“ゲームセンター”となる関西万博--バーチャルもリアルも体験して楽しむだけ - jeyseni's diary (2025/4/9)と書いたのだが,考えてみれば現在は,1970年万博当時と比べて,世界のさまざまな文化に触れる機会が圧倒的に増えており,長く生きた筆者…

既存技術と演出だけならディズニーランドに劣る--噴水ショー,ドローンショー,プロジェクションマッピングなど食傷気味

関西万博の目玉としての「大屋根リング」は,世界一の木造建築だというのだが,ただ柱と梁を繰り返し組み合わせただけである。天井部分は舗装されているが,雨漏り,雨どいからの水漏れで雨宿りができなかった。これからの夏場に日差しを避けることもほとん…

「ニンテンドースイッチ2」のチャット機能搭載は止められるか--ゲーム業界にも求められるコンプライアンス意識

「ニンテンドースイッチ2」が,2025年6月5日に発売される。今回の新機種にはチャット機能を搭載し,ゲーム相手とやり取り,あるいは協力しながらゲームを楽しめるという。e-スポーツの入門版とも言えるのかもしれない。 しかし,このチャット機能が現在,犯…

限界を越えた身体能力は人を魅了するが,やや行き過ぎの感--ダンスパフォーマンスに見る生物の骨格のすごい設計

突然のk-pop BGM - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2020/10/9)。新型コロナウイルスが発生した2020年1月以降,自主的に自宅でテレワークを開始して8ヶ月経ったころのブログである。ノリのいいk-popをBGMにしたことを書いている。もっとも,その後,筆…

男子中心のスポーツは人類の終末を感じる--結局闘って勝敗を決めたいという理性の無さを感じる

100回目の夏の高校野球が終わった。アメリカ大リーグで大谷翔平選手が1シーズンで40盗塁-40本塁を達成した。 スポーツの8割は男子、プロスポーツでは女子の登録はテニスとゴルフしかない。 元々は、相手を殺すまで戦う戦争の代わりに、能力で勝敗を決めよう…

「鉄腕ダッシュ」が面白くなくなってきた件--アポ無し取材にムリとオゴリが見える

「鉄腕ダッシュ」は,筆者が好きな番組の1つである。基本的に刑事モノや推理モノなどのサスペンス系か,ドキュメント系しか視ない。鉄腕ダッシュはドキュメント系に位置づけられるだろう。当初は,TOKIOのメンバーだけでダッシュ村を作って開拓したり,ヘド…

上級生からのイジメは“パワハラ”ではない--言葉の使い方が軽すぎる

宝塚歌劇団、上級生らのパワハラ認め謝罪へ 午後4時から緊急会見 (msn.com) (2024/3/28)。 かつては「女の園」と呼ばれていたタカラヅカである。筆者の故郷の近隣市にあるのだが,筆者とはまったく縁のない世界だった。少女マンガのリアル版というイメージ…

破壊シーンを今なぜ描く必要があるか--「ゴジラ-1.0」の視覚効果賞受賞メッセージが残念

アメリカの映画賞第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」。VMX技術を使って本物のシーンにCGの背景を合成し,低予算で効果的な場面を作ったことが評価されたようである。 筆者は映画そのものを見ていないので,スポット的に流れる映像から…

芸能人の格付け基準は情報番組--単なるドタバタ芸人のCM起用は広告代理店の怠慢【追記】

宝くじのCMがいよいよ破綻してきた。人気のある若手男優や女優を使っての オチャラケ演技にもウンザリしていたが、とうとうお笑い芸人を使い始めた。ところがこのストーリーがは明らかなセクハラである。宝くじを買いに行くという行動に女性に対する下心が見…

話芸は日本独自のエンタテインメントだが,現在の話芸は品がなく下劣--笑いのクオリティが低い国民性

次から次へと新しいお笑い番組が登場する。情報番組でもコマーシャルも、お笑いタレントばかりである。 日本のエンタテインメントは,基本的には話芸である。寺のお坊さんによる法話もそうだし,辻説法もそうである。これが落語,漫談,漫才などへと広がって…

芦田愛菜さんと「ヤバいよ」は合わない--彼女の才能をエンタメに引きずり込まないでほしい

NHKが「やばい」を使わないでほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com)(2021/5/4)と書いたのが3年前になる。「やばいよう日本」という企画が始まったことに対する懸念を書いた。その次の年だったか,このメインキャスターを含む多くのベテランキャスター…

芸術は「現実逃避」の文化--ネコも杓子も小説や動画にうつつを抜かす現在

筆者は基本的に科学やサイエンスの情報をフォローしている。ニュースサイトでも,トップの一般記事は見るが,次に見るのは科学・サイエンスの分類タブである。 昨今のこの科学・サイエンスの話題の半分は,新作ゲームソフトの話題である。ゲームソフトはたし…

男の女装はGDPの責任逃れであると考える--これは女性に対する冒涜ではないか

タレント活動や水商売で男性が女装する例は数多いが,逆のケースは見かけたことがない。なぜだろうか。 武士の時代に、男装して若武者や忍者になった女性がドラマでは描かれるが、これはあくまでも物語なのかも知れない。 女性が男役を演じるのも、宝塚歌劇…

歴史をオモチャにすると,今の時代も将来はオモチャにされる--歴史ドラマの品位が低下

筆者は歴史小説は読まないし,大河ドラマも視ない。高度成長期の日本であれば,エンタテインメントとして歴史モノを楽しむことはあっても構わないと思うが,経済成長が停まり,地球環境の危機,生命存続の危機,そして第三次世界大戦すら危ぶまれているこの2…

問題のすり替えをしているのはどちらだろうか--井ノ原氏は厳密な意味では加害者ではない

ジャニ会見での井ノ原発言は「明らかにトーンポリシング」 東大大学院・斎藤幸平准教授が指摘 (msn.com) という記事があった。会見の席が荒れ模様になったときに,井ノ原快彦氏が「落ち着いてください」発言をし,その発言に対して記者仲間からも拍手が起き…

記者会見も国会もテレビ中継はなくした方がいい--「記者の質」も「議員の質」も中継に値しない

筆者も記者時代は多くの記者会見に出席したが,幸か不幸か,政治部や社会部ではなかったので,非常にテクニカルな真摯なやり取りがされていた。他誌の記者が技術的にものすごく深いところまで突っ込む様子を見て,こちらも勉強しなければな,と思ったりした…

なぜ送検も訴訟も起きないのか--元代表者「J」に尊称を付け続けるマスコミ,メディアに苦言

刑事事件では,被疑者が亡くなっている場合には刑事裁判は行われない。警察から検察に書類送検された後、被疑者死亡を理由として、不起訴処分となるようである。 性犯罪も,基本は刑事事件である。したがって犯人は加害者として存在し,被害者も存在する。犯…

造り物で浮かれるのはしばらくやめてほしい--リアルな現実を直視しなければ,人類は滅びる

筆者は,現代小説は読まないし,映画も映像技術の革新を確認する以外は観ない。まして,マンガ,アニメ,ドラマ,特に歴史モノや戦争モノは観ない。スポーツも個人の能力を競う競技は観るが,団体競技は観ない。演劇,芝居,話芸なども観ない。ゲームもしな…

サイエンスはエンタメ--フィールドワークをする研究者以外は科学からは遠ざかる時代に

宇宙の果てはどうなっているのか,宇宙の開始はどんな状態なのか,生物はなぜこれほど多様なのか,生物はどのように進化したのか--サイエンスのテーマには夢がある。研究者ばかりでなく,子供も大人も夢中になることができる。 学問で言えば,物理学と生物学…

密室犯罪とマスメディアの対応--経営における権威・権力の構図が変わることを期待

海外記者が見た「日本のジャニーズ報道の異常さ」 「弱きを挫き、強きを助ける」歪みまくった構造 (msn.com) 2023/9/1の東洋経済オンラインの記事である。 海外ではジャーナリストは一匹狼である。日本で言うと,評判の悪い写真雑誌のパパラッチカメラマンによる…

男性の「女性化け」現象は多様性なのか,種の崩壊なのか--10年先の自分を夢見ることができるか考えてほしい

若い男性が「美しく」なっている。前期高齢者の筆者の目には,少女マンガの王子様風といったところだろうか。8頭身ですっきりした顔立ち,涼しい眼差し,そしてスムーズな身のこなしである。 影響を受けたのは,たぶん韓国の男性歌手グループの台頭が大きい…

大谷翔平さんは偉大だが,マスコミは浮かれ過ぎ(というのが個人的意見)

大谷翔平さんや八村塁さんなど,海外で活躍する日本人選手が増えている。一時期は,サッカー選手の活躍がマスコミには大きく取り上げられたが,今は大谷さんばかりが話題になる。2時間のワイドショーのうち,大谷さんの話題はその1/3の40分にものぼる。特に…

エンタメが日本を滅ぼす--癒しだけでは生きて行けない

今や、日本人は「癒し」ばかり求めている。その需要に無分別に便乗しているのが、テレビ業界であり、広告業界である。 テレビを観れば、出てくるのはタレントとダンシングシンガー、日本人大リーガーだけである。特にCM に至っては、ほぼお笑い芸人で占めら…

ベースワークが無くなった日本--エッセンシャルワーカーも必要だが、その前に国を支える労働者不在の現在

新型コロナウイルス禍で注目されたのが、エッセンシャルワーカーである。医療関係者やゴミ収集などの衛生関係者、輸送、公共交通機関関係者など、社会を陰で支える人たちである。 エッセンシャルワーカーがいなければ、移動もできないし、モノも届かない。病…

エンタメは座敷芸--仕事とそのルーツを考えてみた

ヒトは生物の中で唯一,「喜び」を求める生きものである,と最近書いた 「目的地」と「リアル」を目指したい--人生の生き方として - jeyseni's diary 2023/4/22。エンタテインメントは,まず小さな集まりの中で始まり,喜びを分かち合って広がってきたのだろ…

「目的地」と「リアル」を目指したい--人生の生き方として

日頃から筆者は,モノづくりを礼賛し,逆にゲームやYoutubeや観光などに対して批判的なブログを書いているようである。グルっと回っても,最後には日本が世界に貢献するには,今は水素発電技術の供給と管理養殖による食料供給しかない,という結論に持ち込も…

「起業」を再考する--虚業ではなく実業を

日本でも自分で起業する若者が増えている。これだけなら喜ばしいと言えるのだが、中身が残念なので、一言まとめることにした。 2023年3月末までのNHK朝ドラ「舞い上がれ!」で、主人公は航空機バイロット試験に合格したが、父の死で家業のボルト工場の営業を…

女性がマウントを取るには、知識と資格と信念、そして腕力と脚力が必要

女性の社会進出について何度も考えている。先日は、東大ミスコンテストの歴代優勝者のその後が番組になっていた。 そもそも、ミスコンが東大で行われていることが、時代錯誤である。信じられない思いで見ていた。 卒業後の活躍ぶりを見ても、はっきり言って…