jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

IT-ドローン

核兵器はすでに抑止力にはならない--ミサイルやドローンによる広域同時絨毯攻撃で殲滅が可能な時代に

2023年11月28日,核兵器禁止条約第 2 回締約国会議が国連本部で開かれた。核保有国であるアメリカ,ロシア,中国,インド,EUなどは不参加,被爆国である日本も不参加である。 日本が不参加なのは,アメリカの核の傘の下にいるからなのだが,本当にこの傘の…

「ある」不幸と「ない」不安--核兵器,サイバーテロを防ぐためのAIを日本が主導すべき

2023/5/18-21に広島でサミットが開かれる。世界で唯一、原爆の被害を受けた都市の1つでの開催は、さまざまな思惑が渦巻く。 核兵器はないに越したことはない。しかし現実に作ることができるので、ヒトは持ちたがる。しかし持った途端に、自分が他人よりも偉…

クレムリン攻撃未遂の映像が「フェイク」という可能性も--写真も動画ももはや真実ではない時代

2023/5/3,ドローン2機がロシア・モスクワにある「クレムリン」に攻撃を仕掛けた。米国務長官「検証できる情報がない、分からない」クレムリン攻撃と露発表 | Watch (msn.com)。 映像が再生できれば,確認していただきたい。 クレムリンはロシアの大統領府…

あらゆる空飛ぶモノの開発をいったん中止し,宇宙へ向けた目を人類と地球に向け直してほしい

ドローンが戦争に使われるようになり、脅威になっている。ウクライナ紛争でも、ロシアがイラン製の自爆ドローンを使っているとされている。ミサイルよりもはるかに安く、一方でGPSでコントロールされるので、精度も高い。1機当たりの破壊力は限定的としても…

「空飛ぶクルマ」の運転免許を考える--誰が操縦するのだろうか

NHK朝ドラ「舞い上がれ!」は,空飛ぶクルマが完成し,型式証明も取れ,これを主人公が操縦して,目的地の島まで飛ぶ,というエンディングだった。航空機パイロットとしての訓練と合格,実家の町工場を手伝って航空機用ネジの受注,そして故郷に錦を飾る,と…

ドローンにもリード(綱)を付ける方法を考える

イヌの散歩をするときには、リード(綱)を付けるのが常識である。周囲の人に飛び付いたりしないようにするとともに、くるまにひかれないように、引き戻したりする。イヌ本人にとっても安全ベルトになる。 空中に飛び出したドローンは、リードのない狂犬である…

航続距離2000kmのイラン製と思われる攻撃型ドローン--これはもう巡航ミサイルだ【追記あり】

ウクライナへのロシアからの砲撃の中に,イラン製と思われる自爆攻撃型ドローンが使用されているという報道がある。三角翼が付いた飛行機型で,プロペラで駆動される。航続距離は2000mと言われている。ビデオで見ると,複数台搭載した専用のランチャーから銃…

大型ドローンで人工降雨--中国での天候操作が世界の気象を狂わせているという個人的な仮説

干ばつにあえぐ中国がついに「巨大雨降らしドローン」を投入、雨が降りすぎて今度は洪水のリスクが急浮上 (msn.com) 2022/8/30 という記事を見かけた。かねてより,中国の人工降水実験はロケットを打ち上げてヨウ化銀を散布するという方法で行われてきた。ず…

ロボット防衛隊の構築が必要--日本人はいざと言うとき迎撃ミサイルの発射スイッチを押せないから

安部晋三元首相の暗殺で、憲法改正、防衛費増大が現実の動きになる可能性が出てきた。岸田文雄首相が、自民党内の力学バランスを利用して強気に出ているようである。 防衛予算の増大は、やむを得ないとしても、それがただ装備を充実させるだけなら、それはた…

チグハグな日本の「可視化」技術--木を見て森を見ずの科学立国政策・自衛隊政策に失望感【追記】

テレビ朝日系のドラマ「科捜研の女」シリーズが終了した。1999年後半スタートで22年間も続いた。最初の頃はあまり記憶にないのだが,科学好き,分析好きにはたまらないドラマだったと思う(ただ単に筆者が好きだった,というだけですが)。 科学捜査で犯罪の…

緊急時の高解像画像衛星やスカイホークの利用はできなかったものか--観光船沈没事故

2022年4月25日に知床半島の遊覧船が知事沈没し、27日現在も捜索が続いている。乗客、船長ら合わせて26人のうち、これまでに11人が遺体で見つかっている。 船の緊急連絡があったのが午後1時、その1時間後も連絡があったので、沈没までに少なくとも1時間はあっ…

軍事を持つ国のロボット開発パワー--日本の次の目標は「国際救助ロボット隊」を作ること

人は,自分たちの生活や世の中をより良くしようと考えて,モノを作ってきた。 「より良く」と言ってもいろいろな視点がある。「楽をできる」という意味もあるし,「自分たちが一番になる」という意味もある。前者はさまざまな発明だったり合理化のための機械…

北京冬期オリンピック--明日2022/2/4が開会式とは思えないほどの不気味な静けさ

盛り上がらない北京五輪 テレビ局が開会式直前でも“五輪ネタ”を扱いにくいワケ(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース 2022/2/3。ニュースでも,通常のスポーツ枠の中で「選手が最終調整中」として報道しているだけで,確かにどんな競技に誰が出場するのか,まと…

水平線の向こうは遠い--太陽電池駆動の無人飛行機の必要性

北朝鮮によるミサイル発射実験が2022年1月に4回にわたって実施された 権力,金力の暴走--国同士の兄弟ゲンカを止める方法はないものか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/18。今回発射された極超音速ミサイルは,防衛レーダーでの捕捉が難しい。マ…

国産ドローン登場--なぜあの形? そして「ロボコップ」的な懸念はないのか

ドローンって、筆者の感覚ではお化け屋敷なので、正直いえば嫌なワードである。 そのドローンに初の日本国産製品が出たというニュースがあった。世界中のドローンの9割が中国製で、防衛省などが使う場合、情報漏洩の危険性があり、国産化が求められていたと…

インフラは大丈夫か--電車の異常振動や道路の陥没

大きめの地震や,大雨の影響で,道路や橋,鉄道線路などの被害が相次いでいる。もう17年も前になるが,阪神淡路大震災(1995/1/17)で阪神高速道路がものの見事に倒れたのを受けて,東京の首都高速の補強がおこなわれた。地下鉄も,地震への補強とともに,大…

「空飛ぶクルマ」すぐに開発禁止を要望

東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所が水素爆発が起きた際,上空から様子を撮影するのにUAV(無人航空機,unmanned aerial vehicle)が活躍した。この頃は,無線操縦のいわゆるラジコン飛行機だった。 飛行機型のUAVは,軍事でも活躍している。無人…

火災用ドローンで火災の中でまず生存者発見を

火事・山火事に「破壊消火」。江戸時代に学ぶ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/11 と書いた。初期消火のタイミングを逃したら,数十台の消防車が寄ってたかって放水しても鎮火まで1時間から2時間かかり,出火元はほぼ全焼,というパターンがほと…

リアルな出会いをなくせるか--楽しさが拡大すると,感染リスクも拡大する

筆者のテレワークは,人との接触をほぼ100%ない形で遂行できる。テレワークに極めて適した仕事をしている。以前は,企画の打ち合わせに出張して出会い,交渉していた。1回目はどうしても打ち合わせが必要だが,出張の機会も徐々に減り,都内で打ち合わせで…

PIP-Toolで「ながらテレワーク」

ピクチャーインピクチャーで渋谷ライブカメラを楽しむ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/12 でGoogle Chromeのピクチャー・イン・ピクチャー機能を紹介した。リアルタイムのライブカメラで交通渋滞や天気を見て,居ながらにして世の中の動きを知る…

ドローンによる協調動作に不安

東京オリンピック開会式のパフォーマンスとして,ドローン1824機による空中立体描画が披露された。ドローンはIntel製の「Shooting Star」ということだった 開会式で地球をかたどったドローンは1824台のIntel製「Shooting Star」 - ITmedia NEWS。 プログラミ…

「5Gオリンピック中継」も「来場者と関係者」向けのみ

東京五輪5G観戦 ゴルフや水泳 セーリング NTTなど (msn.com) 2021/7/1。筆者が提案していたことが,少しは動いていたのかと思った 「オール・オンライン・オリンピック」で行こう - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/20。無観客,無メディアだ…

「オール・オンライン・オリンピック」で行こう

緊急事態宣言解除を明日2021/3/21 24時に控え,東京オリンピック2020の海外からの観客の受け入れの断念が発表された。開催そのものの1年延期に続く,大きな動きである。 2021/7/21からのオリンピック開催は実現したとして,海外からの選手の受け入れそのもの…

「VS魂」でのドローン使用競技への苦言

「VS嵐」の後を受けて始まったテレビ番組「VS魂」。録画でチラッと見たのでいつの放送だったか確実ではないが,いろいろと新しい競技が盛り込まれている。「VS嵐」時代から,いつも良く考えられていると思ってきた。 しかし,ドローンの攻撃を避けながら玉入…

ドローンはすべて無人運転にすべき論

筆者は,基本的に地面から離れることを望まない。飛行機や船は怖い。水泳は嫌い。スキューバダイビングなどとんでもないと思っている。高いところも基本的には嫌いである。 空を飛ぶものは,動力がなくなれば落ちるしかない。水に浮くものは,浮力がなくなれ…

災害の中継はしても手出し(助け)はしないマスコミ(追記メッセージあり)

2020/12/16から続いた関越自動車道の立ち往生は,丸2日間,区間にして60km,最大2100台に及んだ。脱出には30時間かかった。 最初に立ち往生している状況は,止まっている車の運転者からの動画投稿である。災害時の「スクープ映像」は,まず当事者から寄せら…

大雪とドローン(追記あり)

新潟や長野などを中心に,2020年12月16日から2日間で1mを超える積雪になっている。1日当たりの積雪量としての記録を超えているようである。 災害時にドローンを活用するという提案を2020/7/10にした。 災害時にもっとドローンを活用せよ - jeyseni's diary (…

急速に発達する昨今の台風に恐怖--「新しい日常」に「災害対応」を加える

2020年10月7日に熱帯性低気圧から台風に成長した台風14号。この執筆時の10月8日朝には,970hPaに発達した。つい2日前は990hPaだったので一気に成長した感がある。 それにしても,970hPaといえば「強い」台風である。以前は台風でも980hPaぐらいで強いなとい…

女性の意識改革についての提言

本件は、同時にアップしている「男性の意識改革について」の提言とセットでご覧いただきたい。https://jeyseni.hatenablog.com/entry/2020/08/05/120404 女性の優しさは、人類の宝物である。マンガでは、カバもサルもネコも魚も、メスをヒトの女の子に擬人化…

緊急地震通報の空振り-陳謝よりさらなる改善を

2020年7月30日朝,関東地方は緊急地震通報にかき乱された。多くの地震は,日本の陸地や近海が震源となるため,警報から数秒で揺れが来る。この数秒の間に身を守れるかどうかが生死の鍵を握るだけに,通報をためらっている余裕はない。大地震の恐れのあると判…